美容師見習いの人は、サロンにどこに就職しようか迷ってしまう人もいますよね?
予め言っておきますが、技術面をサロン側は見ていません。
見習いならやる気と若さがあれば、それなりに対処できますよ。
過去に美容師をしていて今もサロンで事務など、運営に関わっている僕が、おすすめの方法を紹介するね。
美容師を目指す人の中には、見習いでも就職できるか、不安に思っている人も多いでしょう。
じつは元美容師であり、今も美容室で働く僕からしたら、やる気次第でどうにでもなると思っています。

人手不足といわれているし、若い人がサロンに入ってくれると嬉しいからね。

そう言われても不安がなくならない人もいるけどね。
確かに不安になる要素もありますが、サロン側からしたら見習いというだけで、かなりメリットがあります。
ちなみに今回の記事は、「見習い=若い」という見方でまとめているので注意してくださいね。
では見習いで就職するのが不安な人のため、どのような方法で就職するべきか紹介します。
- 見習いでも就職する方法
- 就職してからの心構え
これらの内容を紹介するので、気になる人は参考にしてみてくださいね。

僕の経験をもとに紹介するから、就職を目指す人は見てみてね。
ちなみに美容師の見習いも含めて、どんな仕事をするかは、仕事内容の記事を見ればわかるよ。
早く美容師見習いとして就職するための3つの方法
先に言っておきますが、見習いというのは資格を取るために、現場で働く状況の事を指します。
つまりサロンで働きながら、美容師の資格を取る人のための就職する方法です。

美容師って国家資格だから、意外と勉強しないと合格しないんだよね。

しかも営業用と、資格用の練習内容は違うんだよね。美容師の見習いは大変だよ!
国家資格を持っていない人は、基本的に技術にも慣れていないですよね?
しかもサロン側も技術力がないのを知っているから、戦う場所はそこではありません。
- 技術以外のスキル
- やる気
- 第一印象
せめて上記の3つは意識して、面接で活かしましょう。
ただ若さがあるだけで、かなり有利になります。

あくまで上記は基本だよ。あと重視されるのは年齢かな?
年配になると、どうしてもスキルがあると勘違いされるからな…。

年配の人ほど、基本ができても美容師見習いには厳しいかも。
それ加えてサロンにメリットになるスキルがあれば最高だね。
面接が大事!接客経験がある事とやる気があるのもアピール
美容師さんは人相手の仕事になるので、面接はかなり見られます。
つまり面接に力を入れてしまいましょう。
基本は接客スキルがあると、それなりに喜ばれますが、セールス力があればさらにGoodです。

自然にセールスできる人は、店販がかなり上がるからね。
もちろんお店の雰囲気もあるから、やり方もすごく見られるよ。
もちろん若い人であれば、経験がそこまでないかもしれないので、その場合はやる気をアピールしましょう。
やる気というとわかりにくいですよね?
サロン側からしたら、次のような内容を見習い美容師さんに期待するはずです。
美容師見習いに期待する事
- サロンの売上に貢献できる
- モチベーションでサロン全体の雰囲気をよくする
- 教えて内容をすぐ覚えてくれる
パッと思いついた内容を紹介しましたが、若い人ほど期待されます。
特に教えた内容をすぐ覚えてくれると、すぐに戦力になるので重宝されるでしょう。
面接中でもメモするなど、やる気に加えて覚える姿勢を見せると、美容師見習いの人でも就職できますよ。
笑顔は必須!コミュ力が高そうに見せるのもポイント大!
上記のようなスキルなどを面接で見たら、後はコミュ力も見られます。
何度も言っているように、美容師は人相手の仕事。
つまりコミュ力が高い人ほど、売上に貢献できるとともに、美容師さん同士の繋がりも強固にできると期待されるわけです。

コミュ力と言われるとわかりにくいかもしれないけど、最低でもトラブルを起こさない人であれば十分かな。
過去にスキルだけを追い求めて、サロン内をボロボロにしていった美容師さんがいたよ。
今ではそんな人はサロンに必要ないから、おそらくそんな雰囲気をサロン側は見ているよ。
面接で緊張しているのも、サロン側はわかっています。
それを差し引いても楽しく会話ができる人は、美容師見習いでも就職できます。
空気が読めるのも大事な上に、仲間を盛り上げてくれる人は最高ですね。
そもそも美容師さんのほとんどが、コミュ力が高い人が少ないので、ひとつのスキルとしてアピールできるでしょう。

今からコミュ力を付けたい人は、過去に「人見知り対策の記事」を書いているので、意識してみてね。
絶対に身なりは整えていく!派手過ぎるのもNG!
これは美容師さんに限らず、社会人になれば誰でも入れれる事。
身だしなみには注意して、サロンの面接に挑むといいでしょう。

「美容師=おしゃれ」という印象が世間一般のイメージだから、それなりにおしゃれのほうが安心だね。
でもあくまで身だしなみはおまけ。
1番見られるのは、技術も含めてスキル面なので、意識しすぎるのもよくないよ。
必要最低限の身だしなみがあれば、大丈夫です。
意識しすぎて、少し派手な服装で面接に行ってしまうと、サロンによったらNGになりますよ。
また呼んでいる雑誌などを聞かれるサロンもあるかもしれませんが、少なくともそれはスキルを見られています。
あまりおしゃれに自信がないのなら、予めそれを話しておきましょう。
そしてその後にそれ以上のメリットがあるスキルを持っている人は、それをアピールすれば大丈夫です。

センスがないと思っている人は、それは努力でどうとでもなるよ。
ちなみにサロンによったら、センスがない人しか合格しないところもあるから、サロン選びも重要だよ。
年収が低い美容師だから見習いだときついのも頭に入れておく
美容師見習いは、就職できたらと思うとワクワクしますよね?
僕も仕事を始める前は、ドキドキして楽しみで仕方がありませんでした。

でも実際に仕事を始めてみたら、意外と続けるのがしんどくて苦労したよ。
それを意識していないと、どこかで挫折してしまうよ。
美容師さんは技術職だからこそ、練習ばかりでつまらない…。
そう思ってやめる美容師見習いもたくさん過去に見てきました。
就職する前に絶対に意識しておいてくださいね。
きついを感じる美容師あるあるの記事もあるので、それも一緒に見て本当に美容師が続けられるか、自分に聴いてみてください。
免許をとるまでは実務と同時に国家資格のために練習と勉強
上記の記事では美容師さんになってからの話ですが、ここでは美容師見習い特有の、きつい経験を紹介します。
見習いというのは免許を持っていない人を指すので、おそらくこれを見ている人は、美容師免許を持っていないでしょう。
つまり見習いとして就職すれば、次の2つの練習をしないといけません。
- 美容師免許のための練習
- 営業のための練習
免許を持った美容師さんは営業のための練習だけで大丈夫ですが、美容師見習いは両方を勉強することになります。
ただでさえ忙しい美容師さんなのに、練習内容が倍あるわけです。
これを絶対に忘れないようにしましょう。
むしろ先輩美容師さんは、ほとんどの人が経験していますが、あなたは持ちこたえられますか?
今では美容学校を行っていれば、国家資格のための練習はしなくていいよね。

でも通信制の専門学校だと、この2つを勉強しないといけないよ。
ちなみに僕は通信制だったから、それなりに大変だったな。

逆にこれを乗り越えたら、営業だけの練習になるから楽だね。
美容学校についての記事でも紹介していますが、すぐに見習い美容師になりたいのなら、通信制がおすすめです。
仕事が忙しくなると気まずい
美容師見習いは、覚えている技術がないため、サロン内が忙しくても何もできません。
手伝いたいけどできないもどかしさは、美容師見習いしか体験できないでしょう。
その気まずさがあるからこそ早く技術を覚えてしまおうと思えるので、そう言う意味ではいいですが、ストレスも溜まります。

強靭な精神の持ち主なら、むしろラッキーみたいに思えるけど、僕はストレスが溜まるほうだったな。
イライラしている先輩美容師さんを見たら、申し訳ない感じがしたよ。
美容師見習いが働いて一人前のアシスタント美容師になる期間
上記でも紹介していましたが、ここでいう見習いとは資格を取得する前の人を指します。
資格を取得して一人前の美容師になるのなら、次の流れになるでしょう。
- 美容学校に入学
- 昼間なら2年・通信なら3年で卒業
- 資格試験に合格
つまり2~3年という期間が、最速で見習いを卒業する期間になります。
ちなみに見習いの期間が1番きついので、ここから早く脱却したい人も多いですよね?
このきついというのは、先輩美容師から怒られるのがきついという意味です。

いつになったら美容師見習いが終わるの?と思う気持ちは、かなりよくわかるよ。
僕もきつかったからね。

そんなに早く終わらないと思うけど、意識を高く持てば早くアシスタントになれるよ。
一人前のアシスタント美容師とは、指示がなくても正確に行動できる人を指します。
見習い美容師さんは、まだまだわからない事が多く、怒られる美容師さんも多いはずです。
怒られなくなる期間は、個人的にどんなに早くても、2年以上かかると思っています。
もちろん施術を任されるようになると、その技術を覚える期間が増えるので、怒られなくなる期間はさらに伸びるでしょう。

人によるから一概に言えないけど、美容師は技術職だから、早く見習いを卒業するのは無理だよ。
怒られなくなる期間も2年以上はかかる!
人によったらもっと長くなる!
美容師が見習いからアシスタントになった場合の働き方の違い
見習い美容師さんは、早くアシスタントになりたいと思っていますよね?
ところがアシスタントになったら、何が変わるのか気になるはずです。

見習いからアシスタントになったらって、そこまで変わるっけ?

気持ち的にもかなり変わるよ。
僕はアシスタントになってからのほうが、楽に仕事ができるようになったよ。
基本的にアシスタントのほうが、仕事量が増えてしまいます。
しかし僕のように見習い時代より、そこまでしんどく感じなかった美容師さんもいるでしょう。
その理由は仕事を繰り返しているうちに、仕事に慣れてしまったというのが大きいですね。
見習い美容師は雑務
そもそも見習い美容師さんは、仕事に加えて上記でも紹介した練習などがメインになってしまいます。
それはお客様に施術ができないから。
仕事量自体は、アシスタント美容師さんより少ないですが、トータルで見るとしんどくなるのも当たり前です。

しかもプレッシャーみたいなのも、アシスタント時代より大きかったかも…。

早く仕事を覚えないといけないから、その気持ちもしんどくなるよね。
とはいえ、仕事量的にはそこまで多くありません。
- 受付業務
- 電話対応
- 掃除などの雑務
お客様に直接関わることもないので、そのあたりのプレッシャーはないでしょう。
アシスタントになればお客様の施術ができる
アシスタントになれば、見習いでしていなかったお客様の施術が加わります。

しかも見習い美容師さんの業務も引き継ぐから、プラスαの仕事量になってしまうね。

だから大変なんだよね…。
仕事量が増えるとはいえ、お客様の髪を施術できるのは、美容師としてはうれしいですよね?
そのため仕事量が増えたとしても、そこまで疲れた…なんてことはなかったですね。
詳しい働き方に関しては、アシスタントの記事で紹介しています。
見習い美容師で就職するためには意欲をひたすら見せるしかない
見習いで美容師になるためには、技術面以外をアピールしないといけません。
今あなたが持っているスキルを、精一杯アピールしましょう。
その上で社会人として最低限のマナーと、一般常識は最低持っていないと、これも就職できない要因になってしまいます。
予め就職する前に、何か副業やバイトなど、たくさん経験を積んでおくと安心です。

人との対人能力だけでなく、サロン側にメリットを与えられるような能力があると、かなり魅力的に見えるよ。
だって意外にも見習い美容師さんは、何も勉強できていない人が多かったからね。