美容師さんはストレスが溜まりやすい仕事です。
それは僕自身8年間働いていたので、そのあたりはすごく共感できます。

毎日ストレスがたまるから、やめたくなる日なんて頻繁だよ。

僕も8年間美容師を続けてきたから、ストレスできつい気持ちはわかるよ。
もちろん美容師の仕事は楽しいから、僕が実践していた対策を紹介するから試してみてね。
基本的に美容師は人と関わる機会がかなり多いため、ストレスが溜まりやすいと思っています。
お客様もスタッフのどちらからも、ストレスをためてしまうでしょうから、いろんなパターンを出してみました。
結論から言ってしまうと、ストレスが溜まった後にするより、予防策をしていたほうが効果的です。
アシスタント美容師さんのストレスがたまりやすい事例と対策
美容師とひとくくりにしても、様々な性格の美容師さんがいますよね?
つまりストレスのたまり方もそれぞれあるので、受け取り方に関してもそれぞれ2パターンを用意しました。

今回は僕がきついと感じた3パターンに絞ってみたよ。

よくあるストレスがたまるパターンね。
- 失敗して怒られて落ち込む
- 技術が向上せずにイライラ
- プライベートまで楽しくない
アシスタント美容師さんは、スタイリストである先輩から、後輩の面倒まで見ないといけなくなるケースがあるでしょう。
少しでもそのストレスが抑えられるように、参考にしてみてください。
ちょっとした失敗で怒られたとき
アシスタント美容師さんの中でも1年目の新米美容師さんの場合は、怒られるのが仕事と言われるほど、よく怒られるでしょう。
それが影響して、ストレスが溜まってしまう美容師さんも多いはずです。
この原因は2つのパターンが考えられます。
- 自分の失敗
- 先輩がイライラしている
自分が失敗して怒られた場合は、睡眠時間が関係している可能性があります。
この記事で紹介していますが、集中力が低下しているため、失敗してしまうわけです。
またもうひとつ原因があるので、自分をせめてストレスをためないでくださいね。
それが怒る側である先輩が、イライラしているケースです。

後で振り返っても、特に悪いことをしていないのに、怒られると余計にストレスが溜まるよね。

パワハラみたいな怒り方をされたら、流石に辞めたくなっちゃう。
これを少しでも感じた場合は、次のような対策をしてみましょう。
いじめられていると思った瞬間
先輩美容師さんが単に気分で怒っているだけならいいのですが、いじめと感じてしまったら、サロンでいたくありませんよね?
この場合は無理をせずに、オーナーや店長などに相談するのもおすすめです。
それでもあまり変化がないようなら、転職を考えましょう。

いじめが怒るサロンには、少なくとも特徴があるんだ。
それを知っておけば、そんなサロンで働かなくて良くなるよね。

思い当たるフシがあるなら、ストレスが溜まる前に辞めてしまうのもいいかも。
美容師のアシスタント時代はキツかった
先輩後輩の縦社会
プライドの高い人多い
パワハラも凄かった
上に訴えても技術を教わる身なので我慢しなさい
スタイリストの機嫌を損なう事は出来ないって
今思い出しても泣ける
私より先に美容師になったから出来て当然だけ クソババア— 美容師は見た(出張美容師) (@premijapan) November 3, 2019
具体的ないじめが起こる環境は、この記事で紹介しています。
アシスタント美容師さんでなくても、人から怒られるとストレスが溜まるのもわかります。
無理をして抱え込まずに、とにかく逃げてもいいので、気持ちよく働けるサロンを探したほうがいいですよ。
またスキルアップしにくい環境でもあるので、早く技術を学びたい美容師さんこそ、アシスタントのうちから別サロンに変えたほうがいいでしょう。
お客様に迷惑をかけてしまったと思った瞬間
怒られ方がきつい先輩美容師さんだと、お客様の前でも平気で怒る人もいます。
これだと僕はこんなふうに思ってしまった経験があり、ストレスが無駄に溜まってしまいました。

自分のミスで、お客様が悪い気分になってしまう…。
ここまで気を遣わなくていいと言われましたが、お客様商売なのに気の遣い方がおかしいと、アシスタントでありながら思いましたね。

確かに美容師さんは、人気が出たら天狗になる人もいるよね。
ところがあえて考え方を変えれば、怒っていた先輩美容師さんのお客様を、自分のお客様に引き入れることもできます。
それをするためには、日頃から細かい気配りをして、自分のことを気に入ってもらいましょう。

お気に入りの美容師さんが、ちょっとしたことで怒られていると、なんか可愛そうに思えるもんね。

自分の味方になってくれるお客様がついていると、怒られたとしてもストレスが溜まりにくいよね。
後で慰めてくれたら、なんかスッキリしたよ。
気配りに関して、まだどうすればいいのかわからないアシスタント美容師もいるでしょう。
それはこの記事で僕の経験をまとめているので、参考にしてみてくださいね。
練習しても報われないと感じる
怒られるストレスもかなりきついですが、自分の技量の無さを感じた場合も、僕はストレスを感じました。

技術ができない段階で、お客様の頭を施術するのはストレスが溜まったね。
施術ができるのは嬉しいけど、きれいに整えられないと申し訳ない気持ちでストレスが溜まったよ。

職人気質が高い美容師さんほど、そう思うよね!
だからこそ練習を積み重ねるのですが、その練習をしている最中にも、ストレスが溜まるタイミングがあります。
- 技術が伸びないと感じた瞬間
- センスがないと思った瞬間
僕は少なくともこんな感じでストレスをためていた経験があるので、その対策をしていました。
技術が伸びないと感じる
まず練習をしていて技術が伸びないと感じた美容師さんは、練習方法そのものに問題があります。

練習のやり方というのは、サロンによってマニュアルが用意されているから、それを見ればわかるよね?でも意識を正しく持つことも大切だよ。

自分がどのポジションで、なんの練習をしているのか把握するんだよね!
ただ闇雲に練習をしているだけでは、どうしても成果が出にくくなります。
そこでこの記事を読んで、効率よく練習をすれば、技術が伸びないアシスタント美容師さんでも、成長を感じやすくなるはずです。
向いていないと感じる
いくら練習をしても、伸びない人は美容師に向いていない?と、少し不安になってしまいますよね?
そんなアシスタント美容師さんこそ、あまり気にしないことをおすすめします。

有名な美容師さんが言っていましたが、センスを気にしないほうがいいらしいよ。
今僕はWebライターとして仕事をしていて、ネット関係の仕事に携わっています。
この界隈でもセンスよりも、基礎について言及している節があるんですよね。
「センスとは、集積した知識をもとに最適化する能力である」水野学 https://t.co/irkA8EGdp9 pic.twitter.com/GT6S6o4yQp
— 広告デザイン_名言Bot (@Bot87324388) November 16, 2019
美容師も同じで、いろんなジャンルを勉強したほうが、指名される率が高くなります。
僕はセンスがあると思っていませんが、アシスタント時代でも、お客様から指名されるチャンスがたくさんありました。
その内容はこの記事で詳しく紹介しているので、自分は美容師に向いていないと、ストレスを抱えている美容師さんは参考にしてみてください!
プライベートも仕事もうまくいかない
アシスタント美容師さんは、仕事が忙しくてプライベートまで手が回らないでしょう。
僕もその1人でした。
友達を遊ぶ機会が、同級生よりも極端に少なかったと思います。

ストレス発散が友達と遊ぶ人なら、美容師という仕事は、あまり向いていないかもしれないね。

仕事を始めたら、極端に交友関係が変わるよね。
そもそも友達との接点が少なくなると、疎遠になる原因にもなるので、この記事で予防するといいでしょう。
ちなみに僕は仕事が楽しかったので、ストレスの感じ方が違いました。
疎遠になった友達もいましたが、基本交友関係でストレスを溜まらなかったですね。
友達のことを思って仕事がうまくいなかくなる人は、美容師そのものを辞めて、転職したほうがいいですよ。
サロン側から見るアシスタント美容師さんのストレス対策
ストレスが溜まるのは、少なくとも美容師さん同士や、お客様との関係以外にもあります。
それがサロンとの関係です。

美容師さんの労働環境は、かなりサロンの運営の内容に関わって来るからね。
今サロン側の運営に携わっているからわかるよ。

変なサロンに入ってしまったら、ストレスたまりやすいだろうな…。
結論から言ってしまうと、自分に合わないサロンと思ったら、別のサロンに移りましょう。
オーナーに相談しても、そう簡単には経営方針は変えられません。
ママ美容師なら時短勤務できるサロンを選ぶ
アシスタント美容師さんの中でも、女性ならママになる人も多いでしょう。
そこで1番気になるのが、労働時間ではないでしょうか?

子供の面倒を見ないといけないのに、時短勤務ができないと困るよね。
じつはサロン側には時短勤務の制度があるのに、それを使わないところも多くあります。
短時間勤務制度は、1日の所定労働時間を原則として6時間とする措置を含むものとしなければなりません。
子育てこそストレスが溜まるのに、美容師の仕事でストレスが溜まれば、さらにきついですよね?
子供ができる前に制度について聞いてみて、いい返事がもらえないようなら、子供ができたタイミングで辞めるのもおすすめです。
しかもその他にも子育てに関する制度が用意されているので、この記事を参考に、いいサロンを見つけてみてくださいね。
あえて入れ替わりが激しい「人気サロン」を選ぶ
ほどんどのアシスタント美容師さんは、人間関係で悩んでしまいますよね?
今そんなサロンで働いているのなら、あえて人気サロンに行くみるのもアリですよ。

人気サロンこそ、人間関係がドロドロで怖そうだけど…。

確かにその一面があるけど、入れ替わりが激しい分、仕事に集中しやすい環境でもあるよね。
そもそも人気サロンは人が集まりやすく、本当に人気になった美容師さんは、独立をしていく流れができあがっています。
それはサロンそのものが支援して、お互いWin-Winの関係を築く流れにしているところもあるからです。
人気サロンの仕組みに一例
- 人気美容師を育てるマニュアルを用意
- 先輩美容師さんが独立すると聞けば支援してくれる
- 独立して別の美容師さんを推して人気にする
- また別の先輩美容師さんが独立のループ
つまりこれからスキルアップを目指したいアシスタント美容師さんこそ、人気サロンは最高の環境でもあるわけです。
ドンドン美容師さんが辞めるため、気まずい先輩がいても、いなくなると思えば気が楽ですよね?
ところがただ人の入れ替わりが激しいサロンだと、逆にストレスが溜まりやすくなります。
その地域では有名な美容師さんが、そのサロンに所属しているのか?など、詳しくリサーチしておく必要があるでしょう。
ブラック企業の雰囲気が少しでも感じたらNG!
ストレスが溜まりやすい大きな原因は、サロンそのものがブラック企業だからというのもあります。
ブラック企業というのは、少しあやふやな表現でわかりにくいかもしれませんね。
詳しくはこの記事で定義しているので、ブラック企業のサロンで働きたくない美容師さんは、この記事を読んでみてください。

ブラック企業はストレスが溜まるだけでないよ。
僕もブラックサロンで働いた経験があるけど、スキルが伸びない環境だったから、すぐに辞めてしまったよ。

それを聞くだけでイヤだけど、意外と知らずに働いている美容師さんも多そう…。
自分が働いているサロンが、ブラック企業と思って働く美容師さんは少ないでしょう。
ところがアシスタント美容師さんこそ、今働いているサロンの居心地が悪いと感じたら、疑ってみるのもおすすめです。
- 自分が成長できているのか?
- ストレスが溜まる先輩が多いか?
- 給料が安い割に長時間労働?
気にするポイントはたくさんありますが、不審に思う点が多いのなら、別サロンで技術を磨いたほうがいいですよ。
アシスタント美容師さんはストレスで辞めたいと思う人が多い
アシスタント美容師さんは、先輩と後輩に挟まれつつ、お客様から指名されるように努力しないといけません。
努力する過程が多すぎるので、ストレスが溜まりやすいのもわかります。

僕はそのせいで手荒れが出て、美容師そのものを辞めないといけなくなったんだ。だから無理は良くないよ。
ストレスが溜まりやすい環境でいるなら、サロンを辞めても大丈夫です。
もちろん自分がストレスを溜まりやすくしているのなら、うまく対策をしておきましょう。
とはいえ、ほとんどの場合がサロンの仕組みと相性が悪いのが原因です。
転職も視野に入れて、ストレスがあまりたまらない環境に身を置くという選択肢も、予め用意しておくと気が楽になりますよ。
この記事では美容師さんと相性がいい転職先や、方法について紹介しているので参考にしてみてくださいね。