美容師さんのいじめは、いろんな意味で残酷です。
それは仕事上スキルアップできくて、美容師としての価値がなくなってしまうから。
今技術力のない美容師さんは、悲惨な人生をたどってしまう可能性があるため、いじめにあった人はすぐにそのサロンを辞めてしまいましょう。
そのための対策なども紹介しますね。
美容師という仕事は、サロン側が目標を作るために、数字で管理されています。
また技術力を上げるために、練習に明け暮れているので、他の職種の人よりもプライドが高いようです。

僕も8年ほど美容師をやっていたからわかるけど、サロン内でいじめが起こるとドロドロしてしまうんだよな。

個人的に美容師さん同士の仲がいいと、お互いメリットばかりだと思うんだけど…。
結論から言ってしまうと、次のようなデメリットがありすぎるので、いじめが起こったらやめてしまいましょう。
- 技術力が上がらない
- 仕事に集中できない
- お客様に迷惑がかかる可能性もある
もうこの時点でやめるのを決められた人は、アシスタントの悩みについての記事に、辞めるための言い方をまとめてあります。
これを参考に、サロン側に辞める事を伝えてしまいましょう。


いじめは起こってしまうのは、サロン側の問題でもあると思う…。
でもやめる側からしたら、そんな事言ってても何もならないので、対処法や今後についての事も紹介するね。


でもサロン側もそんなの想定をしてないから、運が悪かったとしかいえないね。
美容師でいじめに合うと最悪だった事例!サッサと逃げよう
美容師さん同士のいじめは、どうしても数字を追い求めてしまうと、発生してしまうのは仕方がありません。
とはいえ、いじめられた側からしたら、報われないから腹が立ちますよね?


じつは僕も1回いじられた経験があるからわかるけど、そのサロンでは仕事にならなかったよ。
むしろ冷静な判断ができないから、すぐに辞めてしまったんだ。


サロンは学校じゃないから、やめても問題ないからね。
いじめる側もメリットないのに、なんでそんなことするんだろうね…。
サロン内でいじめが起きると、いじめられる側は次のようなデメリットが生じてしまいます。
- モチベーションが下がって練習にならない
- 何をしても怒られるから仕事にならない
- 仕事内容を教えてもらえない
もういじめている側は、ほとんどやめさせるためにやっているとしか思えないですよね?
そう捉えてしまって問題ありません。
仕事にならないのなら、すぐにやめて自分のスキルアップのために、別のサロンへ行ってしまいましょう。
事例01:練習ができる環境ではない
美容師さんは技術力がないと、お客様に指名をもらえず、仕事になりません。
最悪の場合はクレームに繋がるので、最低限の練習は続けないと腕が落ちて、お客様に迷惑がかかってしまいます。
ところがいじめが起こってしまうと、精神的に落ち込んでしまって、練習に身が入りません。
ちなみに練習の基本をまとめた記事もあるので、精神的に落ち込んでしまう前に、技術力をアップさせるのも大事です。
そこまで努力をしているのにも関わらず、わからないところも教えてもらえない可能性があります。


スキルアップができないなら、そのサロンに在籍する意味はないよ。


無理にそのサロンでいても、技術力が上がらない=美容師としての価値は…と言った感じだね。
美容師になってどうなりたいかは、人によって違うでしょう。
どちらにしても技術力が上がらないのなら、経験も積めないので、最終目標にたどり着くまでに時間がかかります。
事例02:見せしめとして朝礼で怒られる
これは僕の経験ですが、店長にいじめられていたため、毎日朝礼で怒られていました。
ちなみに怒られた美容師さんのための対策に関しての記事もあるので、参考にしてみてください。
当時は何も考えられない状態だったので、深くはわからなかったのですが、何も仕事ができない状況が作られている感じでしたね。
- 助手をしようと動くとその場で怒られる
- 休憩中に怒鳴り込んでくる
- 終礼でもすべてダメだし


みんな忙しそうにしているなか、自分は何もできなくて立ち尽くしている感じ。
これってお客様にも迷惑が掛かっているから、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになったよ。


仕事にならないってレベルじゃないよ…。何も学べない環境こそ、辞めてしまうべきだよ。
本来怒られるのなら、何か原因があって、そこを教えてもらえるなら成長があります。
ところがいくら考えてもわからない上に、教えてもらおうとしても、教えてもらおうとするのがダメとすぐ怒られるわけです。
これだとただ怒られているだけなので、次のデメリットが生じてしまいます。
- やる気が出ない
- 成長できない
- 自信がなくなる
いじめから離れてわかったのですが、遊びに職場に来ているわけではありません。
自分が稼げる能力が上がらない職場なんて、すぐやめてしまった問題ないと思ったわけですね。
ちなみにこの件に近いことを、インフルエンサーであるマナブさんも言っていました。
朝礼で怒られっぱなしの状態が続くと、思考停止が始まって、どうしたらいいかわからなくなります。
つまり泥沼から抜け出せなくなるので、すぐに辞めてしまいましょう。
事例03:わからない事を教えてもらえない
美容師さんのいじめで特に最悪なのが、わからない事を教えてもらえない環境ができてしまう点です。
練習を教えてくれないという記事でも、具体的な事例を紹介しているので、参考にしてみてください。
技術職でもある美容師という仕事は、誰からも教えてもらえなくなると、スキルアップが難しくなります。


見て勉強しろ!俺らの時代は独学で覚えた!
こんな事を言うベテラン美容師さんもいますが、そういう環境ができあがっている時代は、確かにこの方法は成り立ちます。
ところがいじめが起こっている状態だと、見て覚えられる状況ではありません。
- 施術を見ていると怒られる
- 人手不足で見ている時間もない
- 集中して見られない
いじめが起こっていると、判断能力が下がっている状況なので、見て覚えられるわけがありません。


僕自身も体験したからわかるけど、常に焦っている感じで、何をしたらいいかすらわからなくなるよ。


もう何のために働いていいかわからないんだったら、辞めて別のサロンに行って覚えなおすな…私なら。
美容師のいじめを終わらせるための解決策は2つだけ
美容師さん同士のいじめは、いじめられている側にとって、何のメリットもありませんでした。
それは仕事が上達できないから。この1点に限りますね。


早く辞めたいと感じたら、すぐに辞めてしまうのが1番の解決策だよ。
とはいえ、美容師さんの中には、サロンを辞められない状況の人もいるでしょう。
そこで少しでもそれができるように、うまい対策も考えてみました。


美容師として成長したいのなら、やめたほうがいいよ。無理は1番いけないからね。
いじめ対策01:サロンを辞めるのが1番早い
サロンをやめずに何とかいじめがおさまらないか…。そう考えている美容師さんも、少なからずいるはずです。
確かにサロンを辞めずにいじめが終息すると、仕事を覚える手間がなくなるので、わからなくもありません。
もしいじめを終息させるとなると、元美容師で今もサロンで働いている僕個人の対策は、次の方法が考えられます。
- オーナーに相談する
- 店長クラスの上司に相談
- 同僚に相談
相談していじめがなくなるのなら、それでいいのですが、相談された側のデメリットのほうが多いと解決しません。
オーナー | いじめる側がベテランなら辞められたら困る |
---|---|
店長クラスの上司 | 言うことを聞いてくれなくなったら困る |
同僚 | 自分がいじめられる側になりたくない |
ほとんどの場合は、相談で解消できる問題ではなさそうですね。
この中でも1番解決できそうなのは、1番の権力者であるオーナーでしょうか。
複数の店舗があるのなら、別の店舗に変えてもらうなどの方法もあるからです。
もちろんいじめの度合いがひどいのなら、辞めてもらえるように働いてもらえる可能性もゼロではないでしょう。
ここまでしていじめが解消できないのなら、サロンを辞めるのが1番手っ取り早いです。
いじめ対策02:別の業種に転職してもOK!
僕の経験なのですが、別のサロンに行けたとしても、いじめていた人と遭遇する確率はゼロにはなりません。
それは美容師という仕事は、講習に行く習慣があるからです。


誰でもいじめてた人の顔は、2度と合わせたくないですよね?


そう考えるのも無理はないね…。
それなら美容師を辞めて、それを活かした職種で再チャレンジをするのもいいかも…。
精神的にボロボロになっている美容師さんは、別の業種に転職するのもおすすめです。
それくらいいじめは消耗してしまうので、別サロンへ行っても、無駄に疲れてしまう人もいるでしょう。
1番は無理して仕事をしない点。これさえ忘れずに再チャレンジすれば、徐々に成果が出てくるようになりますよ。
転職で失敗したくない美容師さんは、その方法をまとめた記事があるので、参考にしてみましょう。
原因から対策を考える!美容師のいじめが発生しやすい環境
いじめから逃れるために、別のサロンへ変わる予定の美容師さんは、もう2度といじめが起こらない職場に行きたいですよね?
そのためには、いじめが起こりにくい環境のサロンを、自力で見つけないといけません。


でもそれってかなり難しい…と思いませんか?
じつは経験上、そこまでいじめが起こる環境はないと思っているよ。
美容師さんは夢のある職業だからこそ、自分の技術を上げるのに精一杯です。
つまり次のようないじめが起こる環境が重ならない限り、頻繁に起こらないはずです。
ちなみに美容室の選び方の基本をまとめた記事もあるので、いじめを減らして収入をアップさせたい美容師さんは、要チェックです。
ワンマンオーナーのサロン
いじめが起こりやすいサロンの特徴のひとつは、オーナー側に問題があります。
それはいじめを終息できる力があるオーナーが、どこに重点を置いているかで、かなり変わってくるからです。


ワンマンオーナーのサロンだと、いじめは起こりやすいと感じたよ。
もちろんワンマンオーナーだからと、いじめが起こりやすい環境が作られるわけではありません。
それに加えて次の条件が重なると、いじめが起こりやすいサロンに早変わりします。
- 売上ばかり気にするオーナー
- ベテラン美容師を大切にする
- 新人を大切しない仕組みになっている
オーナーはサロンの仕組みを作る側の人だからこそ、いじめができやすい仕組みを優先させていると、頻繁にいじめが起こってしまいます。
特に数字を重視したサロンは要注意です。
プライドが高い人が多い美容師さんは、いじめを起こしやすくなるでしょう。
また一部の人を持ち上げて、その人がサロンの売上の大半を占めているサロンも怪しいですね。
新人を大切にしていないサロンは、入ってばかりの人がいじめの対象となりやすいでしょう。
ベテラン美容師さんが在籍している
オーナーの問題と被る問題ですが、ベテラン美容師さんが権力を握っているサロンも、いじめが起きやすい雰囲気があると思います。
その美容師さんのプライドを、かなり高くしてしまうからです。
それに加えて何をしても怒られない環境ができると、いじめが起きても終息できなくなってしまいます。
- 勤続年数が10年以上
- 指名客の大半を占めている
- 怒られている姿を見たことがない
こんな美容師さんがいるサロンは注意しましょう。
とはいえ、これは入ってみないとわからないでしょうから、試しにお客として入店して、サロンの雰囲気を確認したほうがいいですね。
派閥ができて話しにくい雰囲気がある
美容師さん同士の派閥ができていると、それだけで雰囲気があまりいい状態ではありません。
雰囲気が悪くなると、どうしてもいじめが発生しやすい雰囲気になるのは、なんとなくイメージができるでしょう。
これもベテラン美容師さんや、指名客が多い人気美容師さんなど、権力者的な人が2人以上いるとそれだけで派閥ができやすくなります。


派閥ができる事自体は、よくある話だと思うけど、雰囲気が悪くなるのは1番怖い。


これもサロンのオーナーがうまく対処できていないと、いじめが起こりやすくなると思うんだ…。
これも実際にサロンの雰囲気を見ないと、わからないでしょうから、指名される人が多そうなサロンを見つけて試しに利用してみましょう。
美容師のいじめはなくならない!新しい取り組みをしているサロンならOK!
美容師さんは技術力が高い人ほど、プライドが高くなりがちなので、サロンそのものがいじめも起きやすい環境です。
ところがそれはサロンの運営方法によって、起きにくい環境にもなります。


つまり今ままでどおりのサロン運営をしているところは、いじめが起きやすいと思っていいと思うんだ。


美容師同士がぶつからない、余裕ができたサロン運営をしていると安心だね。
これを見たらわかるように、ほとんどの場合はオーナーに責任があると個人的に思っています。
そんなサロンに入らなければ、いじめはむしろ逆に起きにくいのが美容師という職業です。
仕事が楽しくて美容師をしているからですね。
1度いじめを受けてしまった美容師さんはサロンを辞めるか、転職という道もあります。
精神的に参ってしまう前に、そのサロンは早めにやめてしまった、スキルアップのために仕事を選びなおしてくださいね。