美容師の子供は得ばかりをしています。それは美容師としての施術を、無料で受けられるから。しかもそれを自宅でできてしまいます。
ところが子供ができたら、すぐに美容師を辞めないと…と、少し悩んでいる美容師さんは、少し考え直してください。
美容師時代に子供ができた僕が、得をした経験を紹介します。
美容師をしていると、子供の面倒が見れないんじゃないのか?と思う美容師さんが多いかもしれません。
確かに普通の仕事をしている人よりも、子供と触れ合う時間が少なくなりますが、その分してあげられることがたくさん増えます。

子育てをどうするべきか考えている人も、そこまで考えなくても大丈夫です。

サロンと相談しないといけなくなるが、場合によったらやめなくてよくなる可能性もあるぞ。
美容師さんの子供がどれだけメリットがあるのか、子供を産むべきか悩んでいる美容師さんは、参考にしてみてください。
とにかく言える事は、美容師の技術を習得してから、辞めたほうがいいですよ。
子供のいる美容師さんに対してよく聞かれている質問
僕は元美容師ですが、子供が生まれた時点ではまだ美容師として働いていました。
ちなみに美容師を辞めてしまったのは、子供が生まれたからではないですよ。
手荒れがひどくなってしまったので、どうしても美容師を辞めなくてはいけなくなったからです。

もし手荒れをしていなかったら、今も美容師として働いていたよ。
まだ子供の髪をカットとかしてあげたいくらい、髪に対しては興味があるよ。

では子供をどうするべきか悩む美容師さんの話が聞けるの。
僕はまだ現役だったころに、お客様から美容師の子供がどうなのか、よく聞かれていました。
その内容を紹介するので、気になる人は参考にしてみてくださいね。
Q:子供が美容師になりたいと言われたら? A:本気度による
1番よくお客様から聞かれた内容は、これです。

子供が美容師になりたいって言われたら、パパはうれしいね?技術を教えてあげるの?
じつは僕も親が美容師をしていて、それを見て美容師を目指しました。
だからこそ子供が僕の仕事姿を見れば、子供も美容師になりたいというのもわかります。
しかし僕はいつもこう答えていました。

子供が本気っぽく言うなら、応援してあげますが、強制はしないでしょうね。
これは美容師を生半可な気持ちで目指してしまうと、後悔してしまうからです。
僕も練習できなくて、自分は美容師に向いていないと、自信を無くした経験があります。

練習を継続できるかどうかが、美容師としてやっていけるんじゃな…。
毎日練習ができるか、本気で考えていないなら、中途半端な状態で諦めてしまいそうじゃ。
中途半端に美容師を辞めてしまった人は、次の記事を見ればわかるように、結構悲惨な人生を送ってしまっています。
こうならないためにも、本気で美容師を目指していないのなら、子供にも勧めませんね。
Q:子供がいても美容師の仕事ができるの? A:サロンによる
僕の場合は嫁さんが子育てをしてくれていましたが、ママが美容師さんだと子供を見ながら、仕事しなくてはいけません。
過去に子育てをしながら、仕事をしていた美容師さんもたくさん見かけたものです。
子連れ出勤私はあんまり賛成できない。さっき美容師が赤ちゃんおんぶしてお客様の髪を切ってたけど、正直自分がお客だったらこっちが気を遣っちゃうし、デスクワークでも子供が泣き始めたらとか書類で遊ばれたりとか周りの目もあるし仕事にならないと思う。保育園が増えるのが1番いいけど… #スッキリ
— きーちゃん (@Tanaka9Tanaka) January 31, 2019
ところがサロンによったら、子供ができたら仕事にならないと、辞めなくてはいけないところがあるそうです。
これは美容師仲間から聞いたことがある話なので、本当でしょうね。

美容師さんは子供ができたら大変ね~。

うちでは休みが取れるので安心ですが、他では大変そうですね。
お客様からも言われた経験がありますが、これは完全にサロンによります。
育児休暇が取れるサロンなどがあれば、そちらに転職するなど、自分で動かないといけません。
Q:子供にカットとかしてあげてる? A:むしろ自分でやりたい
子供ができるとこれも必ず言われていましたね。

パパが髪を切ってくれるから、子供も喜んでくれるわね。
確かにこれは子供としてはうれしいでしょうね。
そもそも子供は、サロンで髪を切るのが苦手です。
知らない人、知らない場所。
そんな条件の中で髪を切って、切った髪が体について、かゆくなります。
しかも不安になるわけですから、容易に想像できるでしょう。
ところがパパが髪を切ってくれて、しかもサロンでなくても大丈夫。
こうなれば子供も嫌とは、あまり言いません。

少なくとも、うちの娘はカットで嫌がった経験はないよ。

そう考えると、カットができるようになるまで、美容師さんは頑張ってほしいの。
しかも今は美容師ではありませんが、まだ娘の髪を切るのがすごく楽しくて、もし嫌と言われても切りたいです。
それくらいカットって楽しいですからね。
美容師の子供は得をする!喜んでくれる技術を紹介
美容師さんの子供は、得をする場合がほとんどです。
それは次の技術を無料でしてくれるから。
しかも親がしてくれるとなると、好きなタイミングで施術をしてくれるので、損は絶対にありません。
- カット
- ヘアアレンジ
- ヘアケア
美容師さんは髪のプロだけあり、子供の髪にトラブルがあったとしてもすぐに治せます。

子供がある程度大きくなると、髪に対して結構こだわりが出てきて、場合によったらストレスにもなるからね。

そんな悩みを親が解決してくれたら、かなり得じゃの。
とはいえ、これも人によりますが、美容師の子供は損をしないのは確かです。
具体的にどんなメリットがあるのか見てみましょう。
子供のためと思って、美容師さんはこれらの技術を習得するまでは、辞めないほうがいいですよ。
カットは必須
まず美容師さんの技術の中で、1番習得が難しいとされているカット。
これができるようになると、子供はかなりうれしいですよ。

前髪がうっとうしいからパパ切ってよ。

了解!お風呂場へGO!
サロンに行かなくても、すぐ髪型を整えられます。
しかも美容師さんは、子供の髪が切れるのはかなりうれしいです。
メリットばかりなので、カットは覚えておいて損はありません。
アシスタントの段階でやめてしまわずに、カットができるジュニアスタイリストくらいにはなっておきましょう。
ヘアアレンジは頻繁に使う
自分の娘が娘だとしたら、ヘアアレンジをちょっとしてあげると、かなり喜んでくれるようになります。

僕もよく娘の髪をヘアアレンジしていますが、よく「エルサにして」と言われるよ。

そもそもディズニープリンセスは、ヘアアレンジしているから美容師としても楽しいの。
【朝の髪情報】
娘がいたら、夏休みというのもあって、よくプールに入りますよね?それなら三つ編みお団子がピッタリ!1.ポニーテールにする
2.毛先を三つ編みにする
3.根元に巻き付けてゴムで固定簡単にできるし、帽子を被るのも簡単だからおすすめです✨おはよっす✋#おはよう戦隊0805
— メガネ🤥元美容師Webライターブロガー★イラスト練習師 (@sekibiyou1984) August 4, 2019
少しお出かけの時でもヘアアレンジができるので、練習台になってくれて、美容師としてかなり助かりました。
もう現役ではありませんが、それでもお互い楽しいので、子供もパパも最高です。
コミュニケーションにもなるので、ヘアアレンジのバリエーションを増やしておくと、子供ができた際にはかなり役立ちますよ。
- 入園式や卒園式
- 遠出の外出時
- 結婚式 など
ヘアアレンジの出番は何気に多いので、美容師さんは子供ができる前に習得してしまいましょう。
正しいヘアケアの方法が使える
これも美容師さんだからこそできるメリットです。
小さい子供の髪は特に傷みやすく、美容師さんでなければ、傷んでしまうとなかなか修復できないでしょう。
ところが美容師さんは、ヘアケアに関しても知識があるので、気軽に痛みを治せます。

サロンのトリートメントを使わなくても、それなりに痛みは解消できるよ。
揉みこむようにトリートメントを塗布すれば、子供の髪の痛み程度なら大丈夫です。
ヘアケアは知識と感覚があれば、すぐに習得できるので、アシスタント美容師さんでも覚えられます。
むしろアシスタント時代は、トリートメントやヘッドスパといった施術が多いので、自然と身に付けられますね。
美容師をやめると子供に髪をしてあげられないからやめないで
ここまで子供に美容師としてできる事を紹介してきましたが、これはコツコツ毎日技術を練習してきたからこそ。
途中で挫折してしまうと、技術が覚えられなくて、子供の髪を触れなくなってしまいます。

僕はスタイリストではなかったけど、それなりに練習してきたから、子供の髪をカットしてあげられるよ。

アシスタントじゃと、カットができないから、スタイリストを目指して頑張るんじゃ!
もちろん中途半端に美容師を辞めてしまうと、子供にしてあげられる事が減るだけでなく、自分も後悔してしまいます。
そんな記事も用意してあるので、今やめようか迷っている人は、次の記事を読んでみてください。