美容師さんは仕事が楽しくて、充実している人もいるでしょうが、友達の事を忘れていないでしょうか?
実は僕自身元美容師で、過去に友達と疎遠になった時期もありました。
それでも今は美容師を続けてよかったと思っているので、友達の事が気になる人は、その経験を参考にしてみてください。
美容師になれば毎日が楽しいですが、唯一の欠点がありますよね?
それが友達関係。毎日練習や営業、講習に行っていると、どうしても友達と遊ぶ時間がなくなってしまいます。

美容師の仕事が楽しかったし、その影響なのか、今の仕事も楽しくて仕事人間になってるんだ。

じゃが友達関係も大事じゃ。美容師さんは独特じゃの。
美容師さんはお客様と会話もするだけでなく、練習などが遅くて友達と遊ぶ余力が残っていない場合がよくあります。
元美容師時代の僕がそうだったのですが、少なくとも自分の時間が作れるようになるのに、数年かかりましたね。
そこで美容師になって、友達と遊ばなくなった人のために、友情関係を維持する方法を紹介します。

これは僕の経験談だけど、今でも高校時代友達や、中学時代の友達とは遊んでいるよ。
たまにだけど。友情関係を維持させるのに自信がない人は、参考にしてみてね。
美容師になって友達関係が変わってしまうよくあるケース
僕は美容師として仕事を8年間続けており、その甲斐あってライター業も続けられています。
ところがその結果、友達と遊ぶ期間がメッキリ減ってしまって、仕事人間になっていました。

その大きな要因は、夜遅くまでの練習と疲れ。
休日は頭が回らなくて、今でも嫁さんから注意されるくらいボーっとしているよ。
それくらい生活習慣が変わってしまいましたが、個人的には後悔していません。
仕事がそれくらい楽しいので、交友関係を気にしなくなったからですね。
とはいえ今でも友達の付き合いはしており、その友達とは以前より仲良くなった気がします。
頻繁に会わなくても、男の友情は変わらないもんですね。
ところが逆に疎遠になってしまった友達もいます。

それは美容師という仕事がキッカケというのもありますね…。
無料で髪をカットしてほしいと言われて疎遠になる
これはよくある話ですが、美容師さんが友達だと、一部はカットを要求してきます。
その人たちとはどうしても疎遠になってしまうんですよね。

別に要求されるのはいいけど、僕はその時まだカットに自信がなかったんだよ。

それは断りにくいの…。しかもカットの出来が悪いとなんか気まずいの。
そんな理由で疎遠になってしまいました。
これとは別に、僕からお願いした友達は、むしろ仲良くなっていますね。
もう美容師として仕事をしていませんし、練習をお願いしていませんが、お客様として来店してくれているんですよね。

しかも今のライターの仕事をしているのも知っているけど、昔と変わらず接してくれているし、信頼できる友達のひとりだよ。
休みが合わなくて遊ぶ頻度が極端に減る
これとは別に遊ぶ時間がなさ過ぎて、会う頻度が少なくなった友達とも、疎遠になっています。
仕事上仕方がありませんが、これは仕事の価値観が変わってしまったので、合わなくなるのも無理はありませんね。

仕事が大好きな社会人って少ないのかな?友達の多くは、仕事の愚痴とかよく言っているよ。

夢見た仕事として選んだ美容師と、仕方がなく働いている人とは、話が合わないのは仕方がないの。
しかも美容師の休みの多くは平日です。
多くの職種では、休みは土日祭日ですよね?
だからこそ遊ぶ頻度が少なくなってしまい、友達との関係が疎遠になってしまいます。
これらが重なって友達と疎遠になるわけです。

しかも平日の休みは、人が少なくて快適だから、むなしいけどやめられないわ。
価値観が変わってしまって話が合わない
上記でも紹介しましたが、仕事の話ができないのも大きいですね。
美容師さんは仕事に夢中で楽しく感じている人も少なくないでしょう。
昼ごはんからの
お勉強😂
先生上手すぎるよ😂
美容師ってむずかしいけど楽しいです😂
しっかり先生の捌き見て
覚えよー🤔 pic.twitter.com/GygRawq2Hr— 水咲 りお (@riochan0614) October 18, 2019
ところが他の職種の多くは、仕事をイヤイヤしている人もいるので、話が合わなくなってしまいます。
いまは仕事が嫌すぎて休みの日でも帰ってからも全然楽しくない〜
— りり氏。(仕事辞めたい) (@nemunemuriri) October 18, 2019
少なくとも僕の周りの友達に関してなので、当てはまらない人もいるかもしれませんが、下の表のようになっているために話が合わないわけですね。
価値観 | |
---|---|
美容師 | 仕事が楽しい |
友達 | 仕事の愚痴ばかり |
ところが国の統計を見てみると、仕事にやりがいを持っている人は、あまりいないみたいようです。
中小企業の正社員で
「あまり満たされていない」、
「ほとんど満たされていない」と回答した割合の合計(25.4%)は、大企業の正社員で
「あまり満たされていない」、
「ほとんど満たされていない」
と回答した割合の合計(24.4%)をわずかながら上回っており、平均的に見れば、仕事のやりがいを感じている中小企業の正社員の数は大企業の正社員の数に比べて若干少ないことになる。
※引用:人材の意欲と能力の向上より
つまり思ったより美容師さんと、その他の職種の友達でも、話が合う人は多いかもしれませんね。
もちろん今も付き合いがある友達は、そこまで仕事の愚痴を聞かないし、やりがいを持って仕事をしています。
美容師になっても友達関係を維持させる方法
少なくとも僕はあまり交友関係を気にしなくても、必要な友達とは、何気に縁は切れないと思っています。
それでも美容師をしていて、友達とあまり疎遠にならないためには、維持させるための方法を知っておく必要があるでしょう。
そこで次の方法を意識しているだけでも、それなりに友達を減らさなくていいですよ。
仕事とプライベートは厳密に分けて対処する
まず美容師さんは仕事が楽しすぎて、友達と遊んでいても、仕事の話をしてしまいがちです。
そこであえて仕事の話を我慢すると、仕事が好きではない友達と、価値観が合わなくなる心配はありません。
- カットしてほしい人は仕事関係の人
- 仕事の話をしても嫌な顔をしない人は友達
このように分けて友達をカテゴリ分けしておき、会話の内容を変えるなどをすれば、安心できますよ。

意識しなくていい友達は、長く付き合いができるので、そんな人との関係は大事にしよう。
友達関係を絞り込んで割り切る
上記のやり方を意識しても、疎遠になる友達は必ず現れます。
その場合は自分が悪いと思わずに、割り切ってしまうしかありません。
むしろ社会人になっても、たくさんの友達と遊んでいる人は、仕事に集中しにくい環境です。
そう考えて、仕事で成果を出すまで頑張れば、友達の悩みは少なくなりますよ。
- 少ない友達を大事にして、濃い友情関係を作る
- 空いた時間は仕事にまわす
このような感じで美容師として仕事を頑張りましょう。
むしろ成果を出している人は、友達との関係をうまく割り切っています。
僕が好きでよく見ている、エンジニアからマーケターまで、幅広く仕事をして成果を出しているマナブさんという方です。
フリーランスとして生きると、周りの友達もフリーランスばかりになります。
これを裏返して考えると、元々の友達とは「疎遠になる」ということを意味しますね。若干の悲しさもありますが、生き方を変えると徐々に価値観も変わり、価値観の合わない友達と一緒にいても疲労するので、まぁ仕方なしです— マナブ@バンコク (@manabubannai) December 21, 2018
この人は美容師ではありませんが、友達に合わせるのはコスパが悪いと考えています。
美容師の仕事の時間が楽しいのに、わざわざ苦痛な人生を歩むのもつらいですよね?

そう考えて美容師として頑張って、成果を出してしまえば、友達関係が変わってさらに楽しくなるよ。
新しい友達を作るのもおすすめ
上記のように流れに乗ってしまえば、新しい友達をすぐに作れてしまいます。
それは価値観が大きく変わったタイミングで、同じように仕事大好き人間と出会えるからです。
美容師さんと出会えるのは、美容師さんしかいないかもしれませんが、今ではSNSというツールを使えばたくさんの人と出会えます。
僕も元美容師で、出会える範囲は狭いと感じていました。
ところが今ではネットの仕事を始めてから、たくさんの人と出会えて刺激をもらっています。

Twitterを特に今は使っているけど、フォロワー数が1,000人以上になって、もっとたくさんの人と会話しているよ。
仕事が好きな人とも繋がっているし、毎日楽しい!
だからこそ今の友達を減らさない努力より、新しい友達を増やす努力をしてみるのもおすすめですよ。
美容師になっても後悔しないように友達を大事にしよう
美容師になったら、友達が減ってしまった…。
そう考えている人は、少し物の見方を変えて、新しい事をチャレンジするのもおすすめです。
美容師という仕事そのものが楽しくて、新しい事を始めるのは嫌!というなら、美容師の仕事をもっと深く極めましょう。
その中で友達が増えるはずなので、疎遠にならない友達を大切にして、仕事を楽しみましょう。

学生時代は友達を意識しすぎていたけど、美容師になって仕事が好きになったよ。
むしろ美容師を辞めて後悔した人のほうが、僕個人では多かったので、辞めないほうがいいよ。