美容師さんはお客様に指名されて初めて、一人前になれると、僕個人はそう思っています。
ところが一人前になるまでに、たくさんの人から怒られるので、精神力が弱い美容師さんにとってツラいですよね?

そもそも怒られるという事は、仕事ができていないからだよね?
そこを改善していけば、怒られる回数は減るはずだよ。

「怒られるのも仕事のうち」なんて聞くが、失敗して初めて気づく事もあるの。
だから怒られていいというのも考え物じゃから、今の仕事の内容を考え直すいいチャンスじゃ!
僕も過去に美容師をしていて、働き始めは頻繁に怒られていました。
それが嫌で必死で仕事内容を覚えようと、メモして復習を繰り返して、美容師を辞める直前は怒られる日はほとんどなくなりましたよ。
つまり改善する努力をしないと、怒られる回数なんて減らないわけです。
ではどのように改善していくのか、怒られたくない美容師さんのために、怒られる理由と対策について僕の経験をもとに詳しく紹介しますね。
怒られる理由を読み解いて美容師さんは対策を考えるしかない
そもそも先輩や上司が怒ってくるのは、原因がしっかり存在しています。
その原因を怒られた後でいいので、考えるようにしましょう!

ここで注意してほしいポイントがあるんだ!じつは怒ってくる先輩美容師さんも人間だよ。
怒られる原因がすべて自分ではない可能性もあるから、状況を整理することも大事!
しっかり考えて怒られる原因がよくわからないのなら、怒っている先輩美容師さんの機嫌が、少し悪かっただけの可能性もあります。
怒ってくる人の性格についても、視野に入れて状況を整理してくださいね。
仕事で失敗しているから
まず怒られる原因で1番可能性が高いのが、仕事で失敗したケースです。
自分的には満足できた仕事であっても、お客様が不満足なら仕事に失敗しています。
経験豊富な先輩美容師さんは、雰囲気を読むのが上手なので、失敗はすぐにわかるでしょう。
なんで自分がここまで怒られているのかよくわからなくても、後で失敗だったと気づくケースは僕自身も思ったより多くありました。

特にお客様の性格を把握で着ていない状態で、自己満足な接客や施術で、いつの間にか不機嫌にさせてしまった失敗はよくしてたな。
朝礼などの反省を発表する場で、気付かされて焦ってたのは今でも思い出すよ。
その場で怒られる場合もあれば、朝礼などの別の場で怒られることもありました。
もし失敗に気付いたのなら、僕の場合はその場でメモして、帰ってから読み返して復習していたのを覚えています。
その失敗をあとで活かす努力をすれば、怒られる頻度はかなり減りますよ。
そもそもサロンに来るお客様は、ほとんどの場合が固定客です。
復習を繰り返していけば、自然と怒られる回数は少なくなりますよ。
また自分の失敗で怒られた美容師さんの中には、次のように思う人もいますよね?

自分は美容師に向いていないかもしれないな…。
そこまで落ち込む必要はありません。
誰でも失敗して成長するので、諦めずコツコツ反省ができていれば、一人前の美容師になれますよ。
ストレス発散で怒っている
たまに先輩美容師さんの性格が悪くて、ストレス発散のために、怒られるケースもよくあります。
この場合の多くは、なぜ怒られたのかわからなくなってしまうはずです。
しっかり復習して同じ失敗をしないように努力しても、何度も怒られる場合は、先輩美容師さんのストレス発散の可能性がかなり高いでしょう。

僕も初めて入社したサロンで、理不尽な怒られ方をされて、絶望した経験があるよ。
自分には特に悪い点がなかったので、後で先輩美容師さんが怒っているだけだったとわかったんだよね…。
怒られている最終はショックで、自分がすべて悪いと勘違いしてしまいましたが、冷静になるとわかります。
1回だけでなく、何度も怒ってくるのなら、いじめの可能性も否定できません。
その場合は次の記事を読んで、参考にしてみてください。
ほとんどの場合は、別のサロンに転職したほうが楽になります。
よく怒られる美容師さんの対策は2つのパターンに分かれる
よく怒られている美容師さんは、失敗を繰り返している可能性が高いので、注意したほうがいいです。
過去の話になりますが、僕が美容師を辞める直前に、新人美容師さんが入社してきました。
その新人美容師さんは、教えた内容をメモせず、同じ失敗を繰り返してほぼ毎日怒られていましたね。

1回で覚えられるわけでないけど、同じ失敗を数か月経ってもしているようでは、怒られるのも無理はないよね…。
さすがに何度も怒られていたのが苦痛だったのか、半年くらいで辞めてしまいました。
美容師さんとしても、早く職場に馴染んで生活を安定させたいですよね?
そこで美容師さんがストレスを溜まらなくするために、怒られるに済む方法を2つ紹介します。
必死で練習して出世
そもそも自分の失敗で怒られるわけですから、スキルアップできれば、怒られる頻度は減ります。
ではどのようにスキルアップすればいいのか?
それは毎日コツコツ練習を続けるしかありません。

それって対策になってないんじゃないの?
ほとんどの美容師さんがそう思うでしょうが、先輩美容師さんを見ていればわかるように、裏技を使って出世している人はいませんよね?
それくらい美容師はシビアな世界なので、技術を磨いてお客様から指名をもらうようにしましょう。
つまり指名客の数が増えれば、自然と怒られる頻度は減りますよ。
技術力がなくて指名されない美容師さんの対策
技術力があるのに会話に自信がないため、営業力がないと怒られる美容師さんの場合は、少し意識を変えるだけで効果がある方法はあります。
それは次の記事を読めばわかるはずです。
僕はスタイリスト直前で美容師を辞めたアシスタントでした。
ところが、カットができなくても、指名されるようになっていたので、その経験を記事にしてまとめてあります。
つまり技術力が高い美容師さんは、少しのポイントをおさえて、会話に集中するだけで指名されるようになるでしょう。
結論から言ってしまえば、質問から入るように意識するだけです!
何をしても指名されないと困っている美容師さんの対策
スタイリストの美容師さんでも、指名客数が伸びずに、困っている人を僕自身も何人か見てきました。
そんな美容師さんは、ほとんど勉強不足です。
技術力はホドホドだけど、指名されないのなら、次の記事を参考にしてみてください!
これも僕の経験をもとに記事にしましたが、基本的に提案力だと思っています。
それを意識して接客できているなら、徐々に指名客が増えてくるはずですよ。
働きやすいサロンに変わる
上記では自分が原因で怒られる対策を紹介しましたが、先輩美容師さんが原因で怒られるのなら、サロンを変わったほうが効率よくスキルアップできます。
怒られるという恐怖心から、考えられなくなった経験があったので、頻繁に怒られる美容師さんはこの方法が1番効果的ですよ。

むしろいじめに近い怒り方をしている先輩美容師さんの場合、練習をしていたとしても、何も教えてくれないパターンもあったよ。
スキルアップできないサロンでいても、時間だけが過ぎて、今後が大変だから検討してみてね。
もちろん技術を教えてくれないのは、先輩美容師さんが意地悪なだけではないので、次の記事を読んで対策を考えてみてください。
もしいじめと判断できたのなら、別サロンに変わってしまいましょう。
怒られるストレスを乗り越えたら美容師の仕事を続けやすい
先輩美容師さんから怒られるのは、ほとんどの場合が自分の失敗が原因です。
つまり「怒られる=自分の足りないところ」というのが、すぐにわかりますよね?

最初に言っていた「怒られるのが仕事」というのは、怒られた部分を復習して、スキルアップに繋げられるからなんだね。
そして成長しきったら、怒られる頻度が減るのは誰でもわかるはずだね。
ところが理不尽な怒られ方を頻繁にしているなら、成長が全然ありませんよ。
その場合は正しく怒ってくれるサロンに変わって、スキルアップに繋げましょう。