仕事というのは、誰でも楽しくないもの。
しかし美容師という仕事は、お客様と楽しく会話しながら仕事ができるので、他の職種より楽しいと個人的に思っていました。
ところが壁にぶち当たると、逆に楽しくない日々が続きます。
そんな美容師さんのために、対処法などを紹介するので参考にしてください。
美容師さんは本来仕事が楽しくて、毎日充実している人がたくさんいるはずです。
ところが今は仕事が楽しくないと、悩んでしまっていないでしょうか?

やっぱり仕事をしていると、テンションに波ができてしまってしまうよね?
僕も楽しくないと、悩んでいた時期があったよ。

理想と現実のギャップがあれば、誰でも楽しくない時期が来るもんじゃ。
そこで過去に美容師として仕事をしていた僕が、過去に経験した仕事が楽しくないと感じた経験をもとに、対処法を紹介します。
このような気持ちの波は、じつはちょっとした事で回復できるので、諦めずに仕事を続けてくださいね。

ちなみに僕は楽しくなくてきついと感じた頃は、成長している時なんだと、自分に言い聞かせて乗り越えたよ。
美容師が楽しくない…向いていない人の性格や特徴
美容師が楽しくないのは、仕事そのものが向いていない可能性があります。
もちろん美容師さんも人間ですからね。
性格が美容師向き出ないケースもあります。
これは僕も一部に当てはまっていて、乗り越えるのに苦労をしました。
大きく分けて3つの性格の美容師さんは、少し対策を練ったほうがいいでしょう。
- コミュニケーション能力が低い
- 自信があまりない
- あまり継続できない
ある程度訓練すれば、性格はカバーできるとも言われているので、あまり気にしなくてもいいでしょう。
もちろん美容師を続けるために、努力は続けてくださいね。

僕はコミュニケーション能力と、自信家ではなかったんだ。
最初のうちは苦しかったけど、慣れてきたら仕事が楽しくなってきたよ。
コミュニケーションが苦手
美容師さんはお客様とお話して、営業をしていく必要があります。
営業能力が高い人はコミュニケーション能力が高いですよね?
とくに次のような事をする場合は、コミュニケーション能力が高いと得です。
- お客様の要望をくみ取る
- 自然に売り込みができる
- 信用してもらえる など
僕ももともとコミュ障で、美容師になりたての最初の頃は、お客様とろくに会話もできませんでした。
自信がないのもあり、お客様の要望を見極める余裕もなく、ただ言われた施術をこなすだけ。
これでは美容師が楽しくないと言われても、仕方がありませんね。

そこで向いていないと諦めずに、美容師らしく自分から話をして、流れを作る努力をしたんだ。
つまり次の流れで会話をするようにして、お客様主導ではなく、自分の思うように流れを作るようにしたわけです。
- 会話の流れをある程度決めてテンプレ化
- 返答が把握できる内容の質問をする
- テンプレどおりの返答ならそのまま継続
- 違うのならお客様に流れを合わす
- 会話が途切れたらテンプレの内容に切りかえる
これである程度のコミュニケーションが取れるだけでなく、営業用の会話も作れてしまいます。

しかも僕は人見知りだったので、これを解消するために努力もしたんだ。
思ったように会話ができなくなるからね。

コミュニケーション能力を上げるのは大変じゃの。そう考えると美容師さんはすごいの。
次の記事は人見知り対策のための記事ですが、コミュニケーション能力を高めたい人におすすめ。
楽しくない美容師さんは、1度目を通してみてくださいね。
技術に自信がなさすぎる
これは誰でも理解できるでしょうが、美容師さんは技術力がないと、向いていないばかりか仕事になりません。
ところがこれだけでなく、自信がないとせっかく覚えた技術力も、半減してしまいます。

これでいいのか?と、半信半疑になりながら仕事をしていると、失敗してしまうからね。
それだと仕事が楽しくないのも納得。
そもそも美容師の技術のほとんどが、1度失敗してしまうと元に戻せません。
つまり自信がないと、変な焦りで失敗してしまうわけです。
毎日練習していると、それなりに技術力は身に付きますが、僕の場合は自信を付ける練習も同時にしていました。これは単純です!
もちろん友達から褒められて、初めて自信につながります。
褒められるように技術の復習をして、技術力と自信をアップさせれば、仕事も楽しくなってくるでしょう。
練習を続けるのが苦手
何度も言っているように、美容師は技術力がないと、お客様から指名などはしてもらえません。
そればかりか、最悪の場合はクレームに繋がり、美容室の信用を落としてしまいます。
この技術力を高めるためには、毎日練習し続けるしかないわけです。

僕は特にこれは苦にならなかったけど、一部の美容師さんは楽しくないとやめてしまう人もいたね。

誰でも同じ練習ばかりじゃと飽きるからの。
練習が楽しくない人は、確かに美容師には向いていないかもしれんの。
コツコツ続けるのが面倒なら、美容師は絶対に務まりません。
とはいえ美容師さんだけの問題ではないので、練習が楽しくないなら、サロンを変えてしまうのも一つの方法ですよ。
美容師でも楽しくないと感じる事例
美容師さんは子供のころからの夢だからと、楽しみながら仕事をしている人も多いかと思います。
ところがそれが楽しくないと感じだすと、仕事に身が入りませんよね?

なぜかテンションが下がるのは急だったよ。
何をしても楽しくないから、辞めようかと思った事も何度もあったな。

陰では結構泥くさい事もしているようじゃな…。ギャップにやられぬように頑張るのじゃ。
何度も仕事がきついと感じれば、楽しくないと思うようになり、悪循環が始まります。
その悪いサイクルに入らないように、どんな事で仕事が楽しくないと感じ出すのか、知っていると対処もできるでしょう。
そのきついと感じた経験を、次の記事でまとめてあるので、大まかな内容を知りたいのなら先に見ておいてください。
その中でも「きつい⇒楽しくない」と、紐づけやすかった経験をまとめてみました。
特に精神的なショックが大きかった時は、楽しくないと感じやすかったですね。
センスがなくて向いていないと感じ始める
1番仕事が楽しくないと感じたのは、美容師の仕事が自分には向いていないと感じた瞬間でした。
どんな作業をしていても、意味があるのかわからなくて、楽しくなくなってしまったわけです。

これからセンスがないと言われながら、仕事を続けると思ったら、絶望に近い感じでやる気が出なかったな。

よくそれで復帰ができたな。
じつは次の記事を読めばわかりますが、センスがないと感じるのは、練習量や勉強量が圧倒的に足りていないかったとわかったからです。
それがわかったのは、ベテラン美容師である親から次のように言われたからです。

センスだけで有名になれる人はほとんどいない。
有名な美容師さんは、練習量が人より多い努力にセンスがあるからだったんだよ。
そう言われてみたら、最初は誰でも技術や知識がないところからのスタートですよね?
つまり練習量が人より何倍もできたから、できなかったことが改善されているわけです。
それを現役美容師さんも、youtubeで似たような事を言っている動画があったので、時間がある時に見てみてください。
また美容師さんは、指名数をよく見られたりしますが、これも比較対象となってセンスがないと悩む原因になってしまいますよね?
これも努力をしていくごとに、自然と改善されていくと個人的に思っています。

僕はアシスタント時代に、お客様から指名されていたんだ。
これも愚直に努力を始めてから結果が付いてきたから、そこから仕事が楽しくなってきたんだ。
人間関係がよくなくて楽しくない
センスがない問題をクリアしたら、次に気になってしまうのが、サロン内の人間関係です。

美容師さん同士連携して、仕事を進めていくのが、この仕事の基本。
だから人間関係が悪化すると、かなり仕事が楽しくなくなってしまうよ。
絶対に人との関わりが大切になってくるのに、仲間との関係が微妙だとストレスですよね?
つまりそれだけで努力を続けていても、仕事が楽しくなくなってしまいます。
そのあたりの対策や理由を、次の記事でまとめているので、人間関係で悩んで楽しくない人は読んでみてくださいね。
少なくとも僕が美容師の仕事が楽しくないと感じた瞬間は、センス問題と人間関係でした。
これらを解消するには、次の2パターンを使えば、そこまで影響が出なくなりますよ。
- 努力を続ける
- 技術を早く身に付けて別サロンへ転職
人間関係の問題はかなり複雑なので、無理に解決しなくても大丈夫です。
サロン側の対応も関係しているので、仕事が楽しくない職場なら、技術や知識を身に着けてから転職しましょう。
ちなみにいじめのような深刻な人間関係の場合は、少し話が変わってくるので、それはこっちの記事を読んでみてください。
美容師の仕事が楽しくないと感じる悩みを解消させる方法
では具体的にどのような方法で、仕事を楽しくさせるのか紹介します。
せっかく好きな事を仕事にしているのですから、楽しみながら仕事をしたいですよね?
上記でも紹介しましたが、ほとんどの場合、課題がクリアできていないから仕事が楽しくなくなっているわけです。
そこで大きく分けて3つの課題をクリアするための方法と、楽しみながらできる対処法を紹介します。
たくさんのお客様を担当して輪を広げる(指名客対策)
まずセンスがないと感じて楽しくない美容師さんのために、楽しみながら指名客を増やす方法を紹介します。
この方法はすごくシンプルなので、覚えやすいですよ。
その方法とはとにかく、「たくさんのお客様を担当させてもらう」です。

アシスタントだと担当させてもらえないんじゃ…。
そう思っている美容師さんは安心してください。
すべてを担当しなくても、あなたの事を覚えてもらうのが目的です。
つまりできる範囲でお客様の施術をして、「会話で」あなたの魅力を感じてもらうようにしましょう。
言ってみれば友達のように、楽しく会話してもらえる関係になれば最高です。
そしたらちょっと技術力がなくても、あの人と会話したいと思ってくれるお客様が、一部でも絶対にいます。

昔から聞き上手と、友達や知人からよく言われていたから、これを利用しようと思ったんだ。
そしたら思いのほか会話が盛り上がるから、試してみてね。
練習そのものをゲーム感覚で楽しむ(スキルアップ対策)
美容師としてかなり重要なものが、技術力ですよね?
最低限の技術が身に付いていないと、お客様のクレームにもつながります。
とはいえ、いくら練習してもうまくならず、しかも習得するのに誰でも時間がかかってしまうものです。
そこでゲーム感覚で練習に取り組みなど、工夫すれば楽しく技術が身に付きますよ。

僕はタイマーをならず用意して、タイムトライアル形式で練習していたよ。
タイムが縮まれば自分にご褒美で、何かプレゼントするといった流れで頑張ってたな。
まとめると次のような流れで、練習をしてみるのもアリですよ。
- 練習前にタイマー準備
- 髪型が完成するまでの時間を短くする努力をする
- 時間が縮まったらご褒美を自分にプレゼント
- 繰り返して試行錯誤
もちろんその他のゲームが思いついたら、それも試してみましょう。
とにかく飽きさせずに、毎日継続することが大切です。
友達をサロンに呼んで仕事をして気分転換(ストレス対策)
仕事そのものが楽しくないのなら、友達がお客様として来店してもらうようにしましょう。
これも僕がしていた対策です。

僕の場合はたまたま友達が来店してくれてたから、無理に来てもらっていなかったんだ。
でも来てもらうといい息抜きになって、その後の仕事の集中力は高かったよ。
もちろん頻繁とはいかないので、たまにしか使えない方法です。
それでも逆にたまにだからこそ、新鮮で楽しみが増えます。
友達と遊ぶ時間がない美容師さんにも、かなり有効な方法なので、試してみる価値はありますよ。
美容師が楽しくない人は課題から逃げないのが重要
美容師の仕事そのものはかなり楽しくて魅力的なのに、それが楽しくないのは、技術力や勉強量が足りないからだと個人的に思いました。
行き詰まりが出てくると、誰でも仕事以外でも楽しくなくなりますよね?
そこをクリアするために、毎日どこが悪かったか確認し、それを改善する努力をしましょう。
それができないのなら、長期間仕事が楽しくない日が続いてしまいますよ。

仕事そのものは、どんな職種でも楽しくないものだよ。
でもそれを解消できた時は、毎日が楽しくなるから努力してみてね。