美容師さんはお客様商売というのもあり、仕事がきついと感じる人が多いと思っています。
僕自身が元美容師であり、8年間仕事を続けてきました。
その経験から感じるきついと感じた内容を基に、対策も考えてみたので、それを参考にきつい時期を乗り越えてください!
その先はかなり楽になるはずですよ。
美容師さんは仕事をしていて楽しいと思う経験が多い反面、きついと感じた経験も同じくらい多いですよね?
そもそも人と相手をする仕事なので、人間関係に関しては、人一倍苦労していると思います。
僕自身も美容師だったので、その気持ちは特にわかっているつもりです。
そこで美容師さんが見て、「これはあるある」と思ってもらうために、自分が経験したきつい事を5つ紹介します。

これを見て少しでも励みになればうれしいな。もちろんその対策も紹介するから、参考にしてみてください!
その①:元美容師が1番きついと感じたのは手荒れ
僕個人が1番きついと感じた経験は、やはり手荒れですね。
美容師さんはカットのイメージが強いかもしれませんが、薬剤をたくさん扱うので、手荒れをしやすい職業でもあります。

そもそも手荒れで美容師を辞めたほうがいいと、お医者様におすすめされたんだよ。
それくらい手荒れがひどかったので、仕事がきついと感じるのも無理はなかったね。
手荒れと聞くと大したことなさそうに聞こえますが、実際は次のような症状が出ていました。
- 皮膚がパカっと割れて血が出る
- 痒みで夜に何度も目が覚める
- ブツブツが顔にまで出てしまう
仕事に影響が出るほどの手荒れだったので、仕事をするのも大変でしたね。
もちろん程度は別にしろ、たくさんの美容師さんが手荒れで悩んでいるはずです。
この原因はシャンプーなどによって肌が乾燥して、薬剤の刺激がダイレクトに受けてしまうからでしょう。
手湿疹は、料理などの水仕事を頻繁に行っている主婦や美容師などの人にできる手荒れの一つであり、その症状は指先や指の腹、手のひらが赤みをおび、乾燥した皮膚の角質がはがれ落ちるという症状の病気です。
— 健康改善@博士 (@kenkoukaizen) October 3, 2019
今は美容師として営業に出ていないので、前のような手荒れは出ていません。
それでも冬になって乾燥してくると、少し手が荒れるので、この情報は間違っていないと思いましたね。

お医者様のいうとおり、手荒れがきついと感じたら、美容師から転職したほうがいいかもしれないね。
その②:美容師のアシスタント時代は給料が安くて実生活がきつい
次に美容師さんがきついと感じる要因は、働いても給料が高くならない点ですね。
給料については詳しく記事にしているので、どれくらい安いのか知りたい人は、次の記事を読んでみてください。
他の職業よりも比較的給料が安いのは、練習の時間が圧倒的に長いからです。
自己投資だと思って、朝から夜まで仕事をしている美容師さんも多いでしょう。

僕も最初は練習も楽しかったですが、周りの友達は遊んでいる姿を見て、そこから少しきついと感じ始めたよ。
とはいえ、これはお客様の髪を施術し始めて、話をするようになれば、特に気にならなくなったのでよかったですね。
それでも給料が安いのは、生活がかかっているので、ある程度経験ができてきたら考えなおしたほうがいいでしょう。

特に結婚前になると、収入の話が出てきた時にきつかったな。
手荒れでちょうど今の仕事を始めたから、少しマシになったけど、ずっと美容師をしている人は大変だと思うよ。
独立をすればそれなりの収入が増えますが、これも結構大変です。
そのためにもアシスタント時代は、やめようと考えずに続けましょう。
下の記事でも詳しく紹介しているので、少しでもアシスタントとしてきつい感じている人は参考にしてみてください。
その③:スタイリストにすぐになれない美容師ほどきつい
アシスタント時代は給料が安いのがきついと紹介しましたが、じつはそれだけではありません。
美容師さんがきついと感じるのは、スタイリストになるまでに、技術を覚えるのも大変だからです。

毎日練習をして技術をマスターするのに、最低でも3年といわれているよ。
これもサロンによって違うから、サロン選びがかなり重要になってくるから要注意!
「見て覚えろ」のような昔ながらの考えが残ったサロンもあるので、そんなところで働いていると、スタイリストになるのに時間がかかります。
そこで別のサロンへ転職しようと考えている美容師さんは、次のような特徴のあるところは、あまり選ばないほうがいいですよ。
- 若い美容師さんがいない
- 数人しかいない個人店舗
- 入れ替わりが激しいサロン
こんなサロンはスタイリストになるためのマニュアルが、ほとんどないように経験上感じます。
スキルアップを考えるのなら、しっかりとしたサロンを選んで、美容師として早めにスタイリストになりましょう。

そのほうが余裕を持ってキャリアプランが考えられるからの。適当に美容師を辞めたらいかんぞ!
その④:美容師は飲みに行ったら次の日に仕事ができないのがきつい
プライベートでも美容師さんは、きついと感じる場面が多いように感じます。
それは僕のまわりには、平日休みの友達がいなかったからです。
田舎というのもあるからか、友達と遊ぶとなったら、仕事を終わってから飲みに行くパターンが多くありました。

そのおかげで疲れからか、すぐに酔うし、次の日に二日酔いにならないために、キープしながら飲まないといけないのもキツかったよ。
僕自身お酒そのものは好きだったので、全然楽しかったのですが、次の日休みで、自由に飲める友達を見ていると羨ましかったですね。
もともと僕自身仕事人間だったので、意識しすぎなところもあったかもしれません。
とはいえ美容師さんは好きで仕事をしている人も多いでしょうから、美容師以外の友達と仕事の価値観が違います。
Twitterで調べてみると、友達目線のツイートがありました。
友達の美容師、明日予約入れてる客のために出勤しなきゃいけないらしいけど、千葉ですよあなた…そんなクソ客大事にしなくていい…
— 末吉 (@ririchiyo0000) October 11, 2019
やっぱり仕事の価値観は美容師さんと、それ以外の職種だと少し違うのかもしれませんね。
その⑤:練習不足の美容師ほど本番がきついと感じやすい
美容師さんは技術職でもあるので、毎日練習しないといけません。
それを怠っていると、仕事をしていてもお客様に施術ができなくなってしまいます。
これが本当に苦痛で、アシスタント時代の初期では、忙しい時間なのに何もできなくてストレスが溜まっていました。

足を引っ張っていると感じたくなったからですが、早く技術をしたいという気持ちも強かったな。
このあたりも美容師さん独特の感情ですね。
夢を持って仕事を始めているので、早く技術を覚えて、たくさんの髪をきれいにしたいと感じる美容師さんは多いはずです。
だからこそサロン選びをしっかりして、技術が身に付きやすい人に指導してもらいましょう。
美容師がきついと感じるケースは違ってもサロンを変われば楽になる
美容師さんがきついと感じた5つの経験を紹介しました。
それをまとめると次の4つが、美容師さんがきついと感じるケースです。
- 手荒れ
- 給料が安い
- 技術力
- 仕事の価値観の違い
これらはほとんどのサロン選びが重要になってきます。
そこで今働いているサロンできついと感じる頻度が多いのなら、別サロンへ転職を考えるのもおすすめです。
後悔のないようにサロン選びをして、美容師という職業を、できるだけ長く続けるようにしてくださいね。