美容師というのは、キラキラしていて夢のあるお仕事ですよね?
最終的には自分でお店を開いて、経営しながら美容の仕事ができるので、これから美容師になりたい人はたくさんいるはずです。

僕もお客様と話をしながら、髪の仕事ができるからと、学生の時から夢を見ながら目指していたんだ。
手荒れでギブアップするまでは、かなり楽しく仕事をしていたよ!

それを聞いたら余計に目指したくなったけど、唯一気になる事があるの。
どんな仕事内容なのか知って、ネガティブな意見もあるから、不安を少しでも減らしたいのよ。
確かに「美容師=きつい仕事」という意見も、少なからずあります。
むしろ美容師を経験すればするほど、大変さがわかりますが、それより仕事の最中は楽しいです。
そこで1日の具体的な仕事内容を紹介するので、これから美容師を目指す人は、参考にしてみてください。
ちなみに大まかな仕事の流れは、過去に紹介した記事があるので、これを見て美容師さんになった時の想像をしてみてくださいね。
美容師になりたい人は3つの役割と仕事内容を把握するべし
美容師さんの仕事内容は、じつは役割によって全然違います。
大きく分けて3種類用意されており、どれが欠けても仕事ができなくなってしまうので、サロンのいる美容師さんは全員全力で仕事をしているんですよね!
サロン内にいる美容師さんの役割
- アシスタント
- スタイリスト
- 受付(レセプション)

美容師になりたい人は、特にアシスタントと受付の仕事内容を覚えておくと安心だよ!

スタイリストは目指すべき目標のような役割だから、ぼんやり聞いていて大丈夫よ。
ちなみに美容師と理容師では、これから話す仕事内容と、少し違うから注意してください。
美容師法などの法律を見れば、仕事内容が少しだけ違うのがわかりますよ。
仕事内容 | |
---|---|
理容師 | この法律で理容とは、頭髪の刈込、顔そり等の方法により、容姿を整えることをいう。 |
美容師 | この法律で「美容」とは、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう。 |
※引用:理容師・美容師制度の概要等について | 厚生労働省より
簡単にいうと、理容師は男性のためのサロンです。
顔そりや髭剃りなどをして、身だしなみを整えるのが専門になります。
それに対して美容師は、女性のためのサロンです・
パーマや化粧などで、身だしなみというよりは、美しく見せるための施術ができます。
それくらいの違いで、ほとんど仕事内容は同じですが、少し違うのがわかりますよね?
今回は美容師の仕事内容を紹介するので、なりたい人は参考にしてください!
スタイリストの仕事内容
まず美容師と言ったらスタイリストがイメージされます。
昔からカリスマ美容師という言葉がありますが、それはスタイリストの仕事を指すわけです。

スタイリストさんは、僕らアシスタント美容師からしたら、かなりかっこいい存在だよね。
どんな仕事もできてしまうから、本当にすごいよ。

美容師になりたい人は、スタイリストをまず目指すのが普通だよね。
簡単に言ってしまうと、スタイリストと言われる人は、カットができる美容師さんを指します。
ほとんどのサロンでは、カットを試験にするのを最後にしており、これが合格するとスタイリストになれるはずです。
つまりスタイリストの仕事内容は、次の美容師の仕事内容のほとんどができます。
スタイリスト美容師の仕事内容
- カット
- パーマやヘアカラーを直接施術
- カラー剤の調合
- シャンプーやヘッドスパ
- カルテに情報を残す
- 場合によったら受付や雑務
- アシスタントに業務を指示
- カウンセリング など
これはサロンによって大きく別れますが、大半のスタイリストはすべての仕事内容を経験します。
そのため、アシスタント美容師さんは、スタイリストを目指し、かっこいいと夢見るわけです。
アシスタントの仕事内容
ではスタイリストの前の段階のアシスタント美容師さんは、どんな仕事内容をしているのでしょうか?
じつは明確な分け方はなく、サロンによってアシスタント美容師さんの仕事内容は変わります。

あるサロンだと、業務分担をしているみたいだね。

ヘアカラーだけできるアシスタントさんと、パーマだけができるアシスタントさんに分かれているって話を聞くわ。
つまりサロンによって仕事内容が変わってしまうので、そのあたりは就職するために聞いておくのがおすすめです。
これから紹介するのは、一般的に言うアシスタント美容師さんの仕事内容になります。
アシスタント美容師の仕事内容
- パーマやヘアカラーの助手(合格済みは施術可)
- シャンプーやヘッドスパ
- 指示されたカラー剤を調合
- 商品を売るための営業
- 予約があった施術の準備
- カルテの整理や記述
- 場合によったら受付や雑務
- 簡単なカウンセリング など
パッと見た感じではスタイリスト美容師の仕事内容と変わりがないようですが、細かい部分は違うのがわかるでしょう。
またスタイリスト美容師さんの指示を受けて、それに合わせて仕事をするのが基本です。
名前のとおりアシスタントですから、スタイリスト美容師さんの補助として仕事をこなしていきます。
受付(レセプション)の仕事内容
受付(レセプション)というのは、何気にサロンの流れを左右するだけに、かなり大切な仕事です。
大手サロンだと、受付を専門にしたスタッフがいるくらい、大切にしています。

田舎にある小規模のサロンでは、美容師さんが受付を兼務している場合がほとんどだよ。

でもお客様と話してしている最中に、受付業務をしないといけなくなるから、正直言うと受付を専門にした人はほしいわね。
受付(レセプション)の仕事内容
- 予約のお客様の対応
- 受付表などを見て時間管理
- レジなどの会計業務
- カルテを準備や整理
- お客様の案内や接客
- 電話対応 など
この中で1番大事なのは時間管理です。
予約のお客様と飛び込みのお客様とが、バッティングしないように意識するなど、意外に高度な仕事内容になっています。

予約していた施術が、来店したら変わるとか、よくある話だよね。

その都度状況を見て、予約を受けないといけないから、専門の受付スタッフがいたら助かるのよ。
本気で美容師になりたいと思った人のこれからやるべき事
美容師になりたい度合いは、人によってかなり違いますよね?
本気で美容師になりたい人は、今すでに行動に移したい気持ちがかなり強いはずです。
そこで本気で美容師を目指す人は、アルバイトなどで先に業務に慣れてしまうと、本命のサロンに就職しやすくなります。

どこのサロンも今の時代は、人手不足だから即戦力の人材がほしいんだ。

美容師業務経験者だと、かなりうれしいよね。教える手間が省けて、しかも自分の仕事が減るし。
ところが本気だからこそ、次のように少し不安になることもありますよね?

未経験で美容師免許のない僕は、アルバイトでも不採用になるのでは?
たしかに美容師免許を持った人は、合格しやすいですが、それよりもやる気がある人材をサロンは求めています。
僕自身も今サロンで働いていますが、そんな人が入ってくれると頼もしく感じて、即採用しますね。
ちなみに詳しくはこの記事で紹介しているので、本気で美容師になりたいのなら、読んでおく価値はありますよ。
やりたい仕事内容によって美容師の専門学校の選び方に注意
本気で美容師になりたいと感じているのなら、専門学校の選び方は意識しておくべきです。

でも最終的にはサロンに入ってから、同取り組むかが大事でしょ?学校とか関係ないでしょ?

たしかにサロンに入ってからが、美容師としての勝負になるけど、選ぶ学校によって就職できるサロンに違いが出てくるよ。
どこのサロンに就職したいか明確なら、それこそ学校選びはかなり重要になってきます。
都会にある有名サロンに就職したいのなら、専門学校選びは慎重になりましょう。
選び方に関しては、具体的にこの記事で紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
また本気で美容師を目指す人に限って、高校を行かずに美容師になろうとしますよね?
むしろ元美容師から言わせたら、高校を行かずに美容師になろうとするのは、社会を舐めていると考えています。

美容師というのは、過酷だからこそどうなるかわからない仕事だよ。
僕は辞める気がなかったのに、手荒れで今は断念してWebライターの仕事をしているんだ。

鬱になる人もいるくらいだから、高校くらいは言っておくべきだね。
人生長いから経験のため行っておこうね。
この記事でそんな内容を詳しく紹介しているので、本気で目指す人こそ読んでおくのをおすすめしておきます。
美容師の資格について知っておくと現場で有利になりやすい
また専門学校選びの基準として、取得できる資格も見ておくべきです。
美容師として働きだしたら、新たに資格の取るのは面倒になってしまいますよ。
学校で取れる資格は、そのうちに取得しておくと後が楽です。
この記事を読んで、これから何を目指すべきか、早めに決めておきましょう。

美容師としてスキルアップを目指す人も、資格を先に取っておくと成長しやすいよね。

美容師と言っても、業務内容は幅広いから、いろんな資格を持っていると強いよ。
美容師になりたい人は目指そう!仕事ができてよかったと感じた瞬間
美容師というのは、仕事内容も大事にするべきですが、それを通じて得たお客様との信頼関係も大事です。
同じお客様と定期的に会えるのは、他の職種にはあまりないでしょう。

じつは僕はこの特徴があるから、美容師はいい仕事だなと感じたんだ。
たくさんの人と出会えて、深くまで話ができるから面白い。

技術がかっこいいというのもあるけど、人間関係を大事にしたいよね。
今僕は仕事を辞めてしまいましたが、たまにお客様と会う時があります。
その際にやさしくあいさつをしてくれるので、顔を覚えてくれてたんだ…と、シミジミ感動するケースもしばしば。
深い関係が築ける美容師の仕事はかなり楽しいので、これから美容師を目指す人は技術も大事ですが、お客様の会話や接客にも力を入れてみてくださいね。
ちなみに美容師さんになると、苦しいと感じる人がたくさんいます。
それを知っておくだけでも、心構えができますよね?
そこでこの記事を読んでおくと、アシスタント美容師さんの苦悩がわかるので、読んでおくといいでしょう。