美容師は給料が低いから、このまま目指してもいいのだろうか…。
こんなふうに悩んでいる人もいますよね?

確かに美容師は給料が低いし、それなりに過酷な仕事だけど、やりがいは感じやすい仕事だと思っているんだ。

ネガティブな話がたくさんあっても、今でも目指し人はいるからね。
魅力的な仕事でもあるので、悩んでいる人のために、美容師の仕事をするメリットややりがいについて紹介します。
ちなみに僕は美容師を8年ほど続けて、今も美容室の運営に関わっているので、信憑性は高いはずです。
また美容師ってどんな仕事をするの?という人のために、仕事内容についての記事で、詳しく紹介しています。
目指すべき方法についても、こちらで紹介しているので、気になる人は参考にしてみてください。
美容師のやりがいはたくさんある!その魅力と体験談
美容師さんの魅力は「雰囲気がかっこよくて、おしゃれを毎日できる!」という人もいるでしょう。
ところが実際のところは、やりがいは他にもたくさんあります。

そもそも美容師って技術職でありながら、営業職もセットでする、比較的難しい仕事だと思っているんだよね。

お客様商売だから、レベルの高いことを美容師さんはしているよね。
この仕事は魅力的だからこそ、僕は美容師を目指して、今でも美容室の運営に関わっているんです。
では具体的に美容師さんはどんなところにやりがいを感じて、毎日仕事をしているのか、Twitterの声や僕の経験を元に紹介します。
お客様から頻繁に感謝されて繋がりができる
まず美容師として1番やりがいを感じるのは、お客様から感謝されたタイミングです。
特にお客様の気に入った髪型にできた時は、かなり感謝されます。

もちろん感謝されるのは、施術に関してだけではないよ。
接客力が高いと、頻繁に感謝されるからやる気出るよね。

接客業の中でも、上位に位置するほど感謝されるかもね。施術で悩みを解決するわけだし。
僕はカットができないアシスタントでしたが、それでもかなり感謝されて、指名されるようになっていました。
指名という仕組みも、やりがいを感じるポイントですね。
ちなみに髪を乾かしている時に、健康に関しての知識を使って、解決法を紹介したとします。

例えば体調不良なら、風邪でなくても冷えピタを使うのはいいですよ。
って言ったら、次来店したら良かったと喜んでくれるとかね。

それを積み重ねたら、指名もされるようになるね。
Twitter上ではカットが気に入ってもらえて、かなり感謝されている声もありました。
身内のカットをしたのですが、こういったお声を頂きました。
美容院にいる時に喜んでいただけるだけでも嬉しいですが、帰宅してからその後周りの反応とかを聞いた上で喜んでもらえたりするとより嬉しいですね。
美容師という仕事が1番楽しいなーと思える瞬間です。#美容師 #仕上がり #感想 #評判 pic.twitter.com/3abDLt7ytW
— NISHIGUCHI@神戸美容師 (@gensu_n) November 28, 2019
つまり美容師という仕事は、技術と接客の両方で感謝されるチャンスがあるので、他の仕事よりやりがいを感じやすいと言えます。
技術が身について一生モノのスキルになる
その他にも技術職というのもあり、1度身についたスキルは、一生使えるという点です。
じつは先日、嫁さんの友達が美容師をしており、嫁さんにこんな風に相談されたそうです。

美容室に入ったんだけど、技術がわからないから教えてって旦那に聞いて!だって!

営業を離れて時間が経っているから、自信はないけどいいよ!
技術が身につけば、家族にカットなどで髪を整えられるだけでなく、美容師さん同士の繋がりもできてしまえるわけです。
これは技術が身につかないと、絶対に繋がれませんでした。
もちろん免許を持っているので、再度就職という形もとれます。
若い人よりは就職しにくいですが、就職の道が少しでも残されているのは、精神的にも安心ですね。
少なくとも会話力が磨かれる
最初の話に近いですが、会話力が磨かれるのも、美容師特有の魅力です。
他の接客業では、商品を売るなど、営業重視の会話をします。
ところが美容師の会話には、営業の話もしますが、世間話は他の仕事よりたくさんできてしまうでしょう。

施術をしている最中は、何も話さないわけにはいかないからね。

お客様によって話題を変えないといけないから、確かに会話力あがるわ。
会話力が高くなると、プライベートでも話がしやすくなります。
これも一種のスキルと考えると、美容師の仕事でたくさんのものが鍛えられるのは、大きなメリットですね。

ちなみに僕は今パソコンの前で作業をする仕事をしているんだけど、会話力落ちたと思うな…。
美容師の仕事をしていると、それだけ毎日自然と鍛えられてたんだな…。
昇進は他の業種より早めだと思う
他にも魅力がたくさんあります
そのひとつが出世のスピードが、他の職種より早い点ですね。

そもそも美容師って店長になるのが、30代がほとんどじゃない?
むしろ20代でも出世している人がたくさんいるよね?

美容室にもよるけど、40代より前に独立する人がたくさんいるみたい。
独立に関しては、美容師の寿命そのものが40代と言われており、30代のうちに決めてしまうわけですね。
独立を目指さないにしても、美容師という職種は30代で出世する人がたくさんいます。
早く出世できるのは魅力的ですが、逆にいえば早い段階で、引退か現役続行かの選択に迫られるでしょう。
ちなみに30代美容師についての将来を考察した記事でも、どのような道に進むべきか紹介しています。
出世が早いのを魅力と感じるか、デメリットと感じるかは人によって違うでしょう。
美容師を目指すべきかどうか悩んでいる人は参考にしてみてください。
魅力的な美容師になるための流れ
美容師さんを目指している人の中には、このように思う人がいるでしょう。

やりがいを感じられる美容師は、実力がある人だけ!そんなに甘い世界ではないでしょ?
確かに実力がないと、美容師として実績を残すのは難しいです。
ところがやりがいを感じられるのは、その人の人間性や努力で補えます。

僕も実力は全然なかったけど、指名されていたのは確か!努力すれば魅力的な美容師さんにはなれるよ。

そう言ってもらえると、少し勇気が出てくるわ。
ではどのように魅力的な美容師になれるのか、僕の経験をもとに紹介します。
美容師免許を必ず取得する
まず魅力的な美容師になる前に、免許を取得しないと、積極的に営業に出られません。
法律上決められているので、早めに免許を取得しておきましょう。

でも免許を持っていない美容師さんもいるでしょ?

確かにいるのは事実だけど、グレーゾーンだから表立って営業に出すのは、経営陣から見てもリスクがあるからね。
少なくともアシスタントの立ち位置で、サポートとしてしか仕事ができないかもね。
何度も言っているように、美容師さんがやりがいを感じやすいのは、接客と技術が合わさるから。
免許をもっていない人には、その技術がフルで使えないため、あまり面白くかもしれません。
だからこそ免許は早めに取得しておいたほうがいいわけです。
ちなみに免許の取得方法についての記事もあるので、これから美容師を目指す人はチェックしておいてくださいね。
接客力を上げるために気配りができる人間になる
美容師さんがやりがいを感じられるのは、接客力にも関係があります。
美容師でなくても、お客様の感謝されてやりがいを感じる話はよく耳にするでしょう。
感謝されるには、接客力が必要です。

接客力ってなによ…。

確かに接客力と聞いても、漠然としすぎていてわからないよね。僕は美容師の接客力を上げるには、気配りが必要だと思っているんだ。
気配りとはお客様の行動を先回りして、サポートする事。
これを僕は念頭に置いて接客をしていました。
その方法については、気配りの記事で紹介しているので、詳しく知りたい人はクリックして読み進めてみましょう。
ひたすら練習あるのみ!
最低の技術力がないと、美容師として営業に立てなくなるので、やりがいを感じるために練習は必須事項です。

毎日練習しているけど、上達しないし、まだお客様から感謝されない…。

練習を繰り返していると、本番で応用力が身につきます。
つまりお客様の悩みに沿ったメニューも提案できるので、感謝されやすくなるわけです。
そこで接客力が身につくと、指名されやすくなります。
魅力的な美容師になるためには、結局「技術力×接客力」を上げる事です。
美容師はやりがいがある魅力的な仕事だけど苦労もするよ
美容師が魅力的と考える人の中には、「美容師がかっこいいから」という理由だけで、目指さないほうがいいでしょう。
それは美容師の1日の記事を見ればわかります。
美容師も商売ですから、毎日精進しないとお客様が離れてしまうため、どんなベテランでも練習はします。
つまり美容師になれば、一生練習し続ける努力と気合が必要です。
また接客力を上げるために、勉強も続けたほうが、指名されやすくなります。

つまりただかっこいいだけだと、誰からも魅力的に思われないわけだよ。

努力している人の姿は、かっこいいだけの人より魅力的だもんね。
どんな一流美容師でも苦労は絶対にしているので、その苦労を美容師として乗り越えられる覚悟があるなら、このまま目指してください。
厳しい言葉に聞こえますが、逆にそれを乗り越えると、美容師独特のやりがいを感じられますよ。