ミラーレス一眼が出始めたころに発売されたGF1。
僕は最初パンケーキレンズのセットを買って色々撮っていましたが、ズームができないのが不満で一時期GF1自体を使っていませんでした。
しかし純正の標準ズームレンズを購入したら、すごく便利で再びGF1熱が再熱!その差を見比べてみました。
GF1を使いだして、かれこれ7年くらいになるでしょうか。最初はカメラのカの字もわからずとにかく写真を撮るだけで満足していました。
でもここ最近、ブログを始めたということもあって、すごく以下のこと思うようになってきたんです。
- もっときれいな写真を撮るには?
- GF1の機能はどこまで使えるのか?
- レンズを付け替える意味があるの?
というより、もともとカメラの知識がなさすぎて「今それ知ったの!?」みたいなことが、増えてきたのも要因ですね(笑)
ファイル形式をrawにしたら、こんなに変わるのか…
今までのは何だったんだ— セキメガネ💩ブロガー&ライター (@sekibiyou1984) 2018年3月12日
そこで娘が保育園に入るキッカケということで、GF1の純正の標準ズームレンズを買ってみることにしたわけです。

ホントにカメラは奥が深い!と、今になってさらに実感しております。
※サイトを軽くするために、画像の圧縮をしています。少し写真が荒いかもしれませんが、ご了承ください。
GF1のよさを引き出せる標準ズームレンズ
GF1はパナソニックのミラーレス一眼なのですが、発売したのが2009年らしいです。僕が手にしたのは、たまたまいいカメラが欲しかったから。
一眼レフとミラーレス一眼の違いもわからず、「よさそうだったから」という理由で購入してしまったんです。
ミラーレス一眼とは、コンパクトなのに一眼レフのように、レンズを交換できるカメラのこと。いい写真が撮れそうですよね?

しかしGF1の純正の交換レンズを、ここ最近まで持っていなかった僕は、GF1のよさを半減させていたのかも…なんて、今になって思いました。
そう思わされたのが、純正の標準ズームレンズ。GF1に限らず、マイクロフォーザーズの規格に合うものなら使えてしまいます。
コンパクトで気軽に持ち運び!
GF1のようなミラーレス一眼のよさは、なんといってもコンパクトで持ち運びがいいこと!本当に今でも重宝しています。
その良さを半減してしまったと思ったのは、今まで雰囲気で使っていたレンズが原因。なんとCANONの標準ズームレンズを使っていました。

中古という安さという魅力から長らく使っていましたが、とにかく重くてそれなりに大きい!
たしかに撮る分には、すごく楽しいんですよ。マニュアルで撮る楽しさを、このレンズには教えてくれました。でも重い…。
それを解消してくれたのが、純正の標準ズームレンズ。GF1をもとに作られただけあって、コンパクトですごく軽いです。長時間首に下げても、全然ストレスがなくなりましたね。

気軽にきれいな写真が撮れるのは、うれしいことだわ!
小さいのにズームができちゃう!
もともとこれがしたくて、購入しちゃいました。なんとこんなにコンパクトなのに、ズームができます。当たり前だろ…なんて声が聞えそうですが、僕には感動でした。

純正のコンパクトなパンケーキレンズには、付いていなかった機能なんじゃよな?

そうですね!小さくてズームができたら、どんなにいいのだろう…なんて、思っていたことが実現しちゃいました!
ちなみに購入したのは「14-42mm」。評価を見ていると「14-45mm」のほうがいいそうですが、そんなに大差がないらしいし、安いものに惹かれちゃいました(笑)
とにかく今は、娘の入園式に備えて購入しましたが、これから操作にされてきたら、いいものを購入していけたらと思っています。

ちなみに最新機種だと、もっとコンパクトでズームができるらしい…
レンズ内手ぶれ補正があってありがたい!
この標準ズームレンズを選んだのは、とにかく手ぶれ補正機能が欲しかったからです。
ズームができるCANONの昔のレンズを使っていても、手ぶれ補正がなかったのでズームをしたらブレブレの写真ばかり。

デジタルカメラだからこそ、いくら失敗しても撮り直しができますが、さすがに撮り疲れてしまっていました。
そもそもGF1にボディ内手ぶれ補正がないのが、原因なんですけどね。昔の機種だから仕方がありません。
でも標準ズームレンズには、レンズ自体に手ぶれ補正が搭載されているので、ブレにくい!こんなにうれしい機能ないですよホント!
- コンパクトだから持ち運びが楽!
- 小さいけどズームができてありがたい!
- レンズ内手ぶれ補正できれいに写真が撮れる!
パンケーキレンズが評判なのに標準ズームレンズが必要?
GF1と一緒にセットで発売されたパンケーキレンズ。「F1.7 20mmレンズ」のことなのですが、形がパンケーキのように薄いから、パンケーキレンズというそうです。

正式には単焦点レンズ。ズームができない代わりに、レンズの中に光がたくさん入るので、明るく撮れるのがメリットです。
たしかにCANONのレンズで写真を撮るよりも、きれいに撮れて満足していました。しかしズームができない…。しかも手ぶれ補正がない…という大きなデメリットも抱えているわけです。
パンケーキレンズはズームができない
ズームができないことが、どこに問題があるの?なんて思う人がいるかもしれませんが、使う用途に限りができてしまうんです。
たしかにズームなしでも、問題なく使える場合は多いです。でも外に出て写真を撮ろうとした場合、近寄って写真が撮れないときが、あるじゃないですか。

それがパンケーキレンズではできません。僕が使っていて思った、GF1の大きな欠点でした。
でも標準ズームレンズを使うと、それが解消されます。もちろん42mmしかないので、かなり近寄れることはできませんが、スナップ写真程度のものなら十分です。
レンズ内手ぶれ補正がない
何度も紹介していますが、パンケーキレンズには手ぶれ補正がありません。

明るいので手ぶれが防げるというメリットもあるが、それでも限度があるわな!

きれいな写真が撮れた!なんて喜んでパソコンで開いてみると、微妙にブレていることなんてザラですからね…。
失敗作が出ないようにたくさん写真を撮っていると、撮るのに疲れちゃいます。でも手ぶれ補正が付いている標準ズームレンズなら、そのあたりは少しは安心!
しっかり構えてシャッターを押していれば、多少のブレは大丈夫でしょうね。
かっこよくて安い!(個人的な感想)
GF1 を使おうと思ったのは、コンデジ感を出したくなかったから。ちょっとカメラのこと知っています!みたいな、雰囲気が出せるのはちょっとカッコイイですよね。
コンデジはたしかにコンパクトで使い勝手がいいですが、チープに見えてしまいます。

でもミラーレス一眼なら、その雰囲気から脱却!しかもかっこいいです。
もちろんコンデジの中には、かっこよくてきれいな写真が撮れる「高級コンデジ」なんてものもあります。
欲しいと思いましたが価格が高い…。でもGF1と標準ズームレンズの組み合わせなら、とにかく手が出しやすいんですよ!
- Amazonの中古で購入するとボディだけなら10,000円を切っている
- 標準ズームレンズは僕が買ったのは5,000円代で安い
※2018/03/17時点
ちなみに人気の高いパンケーキレンズは、20,000円代で販売されているようなので、少し手が出しにくいかもしれません。安くてかっこいい感を出せるなら、使ってみたくもなりますよね?
- レンズ内手ぶれ補正がある!
- ズームができてGF1とのバランスがいい!
- とにかく安い!そしてかっこいいデザイン!
GF1を使って標準ズームレンズとパンケーキレンズの比較
では実際にGF1を使ってみて、標準ズームレンズとパンケーキレンズの違いを、見てみましょう。
それぞれメリットデメリットがありましたが、総合的に見て標準ズームレンズをメインで使おうかなと思いました。
それは手ぶれ補正があるから。きれいに写真が撮れたら、うれしいですからね。でもパンケーキレンズも、きれいな写真が撮れるからいいですよね。

パンケーキレンズを使っても、写真をきれいに写せるように、練習しないとな…。
レンズを変えると写真に違いが出るのか?




標準ズームレンズとパンケーキレンズでは、レンズの中に入る光の量に違いが出てくるので、写真の写りも変わってきます。

とくに室内と室外で写真を撮ると、差がハッキリわかれたの!
しかし屋外だとそれが逆効果になってしまって、標準ズームレンズのほうがきれいに見えます。
それぞれ特徴が違うんですね。「場所によってレンズを変えたほうがいい」ということが、わかりました。

レンズを交換したほうがいい写真が撮れるのは本当なんじゃな!
操作感に違いが出るのか?
これはさすがに大きな差はありませんが、少し気になる点がありました。それは標準ズームレンズの、ズームリングの回し具合。
価格が安いからでしょうが、若干固いような気がして、ちょっと気になりました。

でも許容範囲内なので、満足しています。買ってよかった。
ちなみにパンケーキレンズに関しては、オートフォーカスが気になります。標準ズームレンズと比べて、ピントが合うのが遅いですね。
だからというのもありますが、動くものを撮るときは困ります。その分、すぐにピントがあう標準ズームレンズは、娘の動画や写真を撮る際に役立ちそう!

ズームする時のリングの動きが固いのが気になったみたいじゃの…。
見た目の違いはあるのか?
大きさに差があるので、全然見た目にも差が出てきます。
- 標準ズームレンズは大きくてかっこいい
- 逆にパンケーキレンズはおしゃれ

どちらも見た目はかっこいい!という結論に至りました。
ちなみに見た目に納得がいったのは、レンズフードを標準ズームレンズと一緒に購入したから。付けたほうがいいのがわかりました。
レンズフードもかなり安く手に入るので、写真を撮るのにマンネリ化している人は、気分転換に使ってみるのもいいかもしれませんよ!
- 暗い室内にはパンケーキレンズに劣る
- ズームリングの操作性が固めでスムーズじゃない
純正レンズは安定感が違う!気軽に変えられて楽しい!
結論としてはGF1のよさをアップさせるには、パナソニックの純正レンズを使ったほうがいいということがわかりました。
きれいな写真を簡単に撮れるようになって、さらに使い勝手がいいですね。

というより標準ズームレンズが、使い勝手がいいみたいじゃな!

GF1の欠点である手ぶれ補正がカバーできて、最高にうれしかった!
でも室内では写真が暗くなりがちなので、その際はパンケーキレンズを使うとOK!使い分けて使うのが最強です。だからレンズが交換できるわけね。