アミノ酸系シャンプーは、髪をきれいにしようと思っている人にとっては、よく耳にするシャンプーだと思います。
ドラッグストアでも販売されており、気軽にヘアケアを始めたい人にもおすすめです。
ただしアミノ酸系シャンプーにも、選び方があります。
成分による違いがあるので、おすすめの選び方をまとめてみました。
特にしっとり系のシャンプーが好きな人は、アミノ酸系シャンプー試してみてください。
目次
アミノ酸シャンプーの特徴と代表的なシャンプー
シャンプーの中でも、アミノ酸洗浄成分がメインで作られたものを、アミノ酸系シャンプーといいます。
人間の髪の毛はたんぱく質から作られており、アミノ酸系シャンプーの洗浄成分と構成が似ているところがポイント。
頭皮や髪の毛にやさしく、乾燥しにくいところが大きなメリットです。
アミノ酸系シャンプーの多くは、美容室で売られているサロンシャンプーといっていいでしょう。
それだけ質の高いものが多く、比較的しっとり仕上がります。
髪の毛が乾燥しやすい人や、髪の毛や頭皮のダメージが気になる人は使ってみてください。
ただし、アミノ酸系シャンプーは質が高い代わりに価格も高くなります。
現在ではドラッグストアでも販売されていますが、市販シャンプーの中でも高めに位置するので注意しましょう。
失敗したくない人は、アミノ酸系シャンプーの選び方を知っておくと安心です。
アミノ酸系シャンプーで失敗しない選び方
アミノ酸系シャンプーで失敗しないためには、選び方を意識してみてください。
選び方といってもそこまで難しくありません。
代表的な種類の中から3つのアミノ酸系洗浄成分を紹介します。
これらの特徴を把握しておくと、スムーズに自分の合ったアミノ酸系シャンプーを選べるようになります。
- グルタミン酸系(弱い)
- アラニン系(程よく強め)
- グリシン系(強め)
上記のポイントを見ればわかるように、アミノ酸系シャンプーの中でも、洗浄力の違いがあります。
つまり仕上がりに違いが出てくるので、自分の髪質に合わせて選んでみてください。
グルタミン酸系の代表的な成分と相性のいい人
まず、アミノ酸系シャンプーの中でも、最もしっとりする洗浄成分がグルタミン酸系です。
名前のとおり、グルタミンは食品でいう「うま味成分」として有名ではないでしょうか?
食品でも使われる成分ということは、それだけ髪や頭皮にもやさしく作られています。
洗浄成分という一面だけでなく、保湿力もほどほどに期待できるため、アミノ酸系シャンプーの中でもしっとり系に仕上がるわけですね。
- ココイルグルタミン酸TEA
- ラウロイルグルタミン酸k
- ステアロイルグルタミン酸Na など
上記が代表的なグルタミン酸系のアミノ酸洗浄成分です。
成分表の中でも、最も最初に書かれた成分がグルタミン酸系なら、そのアミノ酸系シャンプーはしっとりします。
髪の毛が乾燥して広がってしまう人や、くせ毛で困っている人は試してみましょう。
アラニン系の代表的な成分と相性のいい人
アラニン系に関してはアミノ酸系シャンプーの中でも、洗浄力が程よく強めの洗浄成分です。
上記で紹介したグルタミン酸系と同様に、アラニン系もうま味成分の一種。
食品でも使われるもののため、髪や頭皮にやさしいところがポイントです。
それなのにグルタミン酸系よりも洗浄力が程よく強めで、しっとりしながらふんわりとした髪型にしてくれるでしょう。
またアミノ酸洗浄成分の中でも、比較的泡立ちがいいとされており、洗いやすいと感じる人も少なくありません。
- ココイルメチルアラニンNa
- ミリストイルメチルアラニンNa
- ラウロイルメチルアラニンTEA
アミノ酸系シャンプーの成分表を見て、上記の洗浄成分が最初のほうに記載があれば、泡立ちがよく、ほんのりふんわりしてくれます。
グルタミン酸系では物足りないと感じた人は、アラニン系洗浄成分が多く含まれていないか確かめてみましょう。
グリシン系の代表的な成分と相性のいい人
グリシン系は、アミノ酸系洗浄成分の中でも洗浄力が強めです。
それは石鹸系のシャンプーに近い仕上がりだから。
皮脂が多く出てしまうような人は、アミノ酸系シャンプーの中でもグリシン系の洗浄成分が使われていないか確かめてみましょう。
- ココイルグリシンNa
- ココイルグリシンTEA
- ココイルグリシンk
洗浄力が強いからといっても、それはアミノ酸系洗浄成分の中で比較しているだけの話です。
結局のところ、髪や頭皮に対しての負担はそこまで大きくありません。
天然成分で作られた洗浄成分なので、毛先を少しでもふんわりしたい人は安心して使ってみてくださいね。
髪をセットする時に役立つメリットやデメリット
アミノ酸系シャンプーは、比較的万人受けしやすいシャンプーといっても過言ではありません。
ただし、デメリットも存在しており、アミノ酸系シャンプーを使っても満足できない人がいるのも事実です。
次で紹介するメリット以上にデメリットが気になる人は、アミノ酸系シャンプーとは相性が良くないかもしれません。
特にしっとり系が苦手な人は、アミノ酸系シャンプー以外のシャンプーを試すといいでしょう。
メリット
アミノ酸系シャンプーの大きなメリットは、次のようになります
- しっとりして広がった髪をおさえられる
- シャンプーによってはダメージもケアできる
- 髪や頭皮の負担が最小限におさえられる
簡単にいうと、アミノ酸系シャンプーのメリットを強く感じられる人は、髪や頭皮が乾燥する人です。
保湿力が最も高いシャンプーといえるでしょう。
髪を落ち着かせたいと思っているのなら、アミノ酸系シャンプーを選らんで間違いありませんよ。
デメリット
アミノ酸系シャンプーはしっとり系だからといっても、どんな人でも手放しでおすすめできるシャンプーではありません。
しっとりするからこそ、相性のよくない人がいるのを覚えておきましょう。
- 皮脂が残ってべたつく
- トップが潰れてぺったんこになる
- 少し高いと感じる
このように髪や頭皮がベタベタして、洗った感じがしないと感じた人は、アミノ酸系シャンプーとの相性はよくないと思っていいでしょう。
またワックスなどのスタイリング剤を毎日使うような人も、別の種類のシャンプーを使ってみてください。
また、トップが潰れやすいところも大きなデメリットです。
髪をセットするにあたって、トップがふんわりすることはかなり大事になります。
ヘアセットの時短を考えている人こそ、ふんわりしやすい洗浄力の強めのシャンプーを探してみてください。
もちろん天然成分が主成分となるので、アミノ酸系シャンプーは高めです。
コスパを求めるような人は別のシャンプーを選んでみると、ストレスなく自分の合ったシャンプーを見つけやすくなりますよ。
アミノ酸系シャンプーがおすすめの人の特徴
アミノ酸系シャンプーは、SNSでよくおすすめされているシャンプーのひとつです。
確かに洗浄力が控えめで、毛先が広がるのをおさえてくれます。
ヘアカラーやパーマなどの美容室での施術を頻繁にしていて、毛先がパサつくのならアミノ酸系シャンプーを使って間違いありません。
ただし、しっとりしすぎてべたつきを感じるようなら、アミノ酸系シャンプー以外の種類を探してみましょう。
男性のように皮脂が多く分泌しやすい人も、アミノ酸系シャンプーだと物足りなく感じます。
成分表をしっかり確認して、自分の相性がいいと感じるシャンプーを見つけてみてくださいね。