タウリン系シャンプーがちょうどいい理由?デメリットがないのに目立たないのはなぜ?

タウリン系シャンプーがちょうどいい理由?デメリットがないのに目立たないのはなぜ?

タウリン系シャンプーは、多くの人が満足しやすいシャンプーです。
とはいえ、どのようなシャンプーなのか把握していないと、失敗するリスクはあります。
デメリットも存在しているので、タウリン系シャンプーとして代表的な成分も含めて、具体的な特徴についてまとめてみました。
明確な定義はありませんが、特徴を知れば、自分に合ったシャンプーを探しやすくなりますよ。

タウリン系シャンプーの特徴と代表的なシャンプー

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名前のとおり、洗浄成分がタウリン系がメインで作られたシャンプーですが、タウリン系シャンプーは洗浄力が程よく強くてサッパリ系に分類されます。
洗浄力は強すぎないため、頭皮が乾燥する心配はありません。

それは、タウリン系シャンプーがアミノ酸系に近い構造をしているからです。
ネット上の情報の中には、タウリン系シャンプーはアミノ酸系シャンプーの一部に分類されると紹介されているほど似ています。

アミノ酸は「アミノ基」と「カルボキシル基」をもちます。これらはα-炭素に結合していますが、この炭素原子にはもう一つのかたまり「側鎖(そくさ)」も結合しています。こうしたアミノ酸の一般的な構造を図1に示しました。

※引用:東洋大学より

ただし上記のように、アミノ酸系シャンプーに含まれるアミノ酸の洗浄成分は、次の2つが含まれていないといけません。

  • アミノ基
  • カルボキシル基

しかし、タウリンには次のように「アミノ基」と「スルホキシ基」で構成されています。

タウリンは、無味、無臭の白色結晶で、分子内にアミノ基と、カルボキシ基の代わりにスルホキシ基を持つアミノ酸誘導体である(図1)。

※引用:(一財)食品分析開発センター SUNATECより

つまり、厳密に言うとアミノ酸系シャンプーではありませんが、スルホキシ基はアミノ酸誘導体のため、ほとんどアミン酸系洗浄成分ですね。

主に有機化合物で、一つの化合物の分子構造の小部分が変化してできた化合物。 基本構造はそのままで、一部が他の原子団と置き換わったもの。

※引用:goo辞書より

アミノ酸系洗浄成分は、シャンプーの中でも洗浄力が控えめです。
その中でも洗浄力が強めに分類されますが、高級アルコール系シャンプーに比べると、強すぎるといった心配もないでしょう。

つまり、タウリン系シャンプーは比較的使いやすいシャンプーです。

タウリン系シャンプーで失敗しない選び方

タウリン系シャンプーで失敗しないためには、特徴について把握しておくと間違いありません。

  • 程よい洗浄力の強さがある
  • 髪の毛に付いた皮脂を洗い流せて比較的軽くなる
  • 頭皮の皮脂もきれいに洗い流せる

このように、ある程度のボリュームが欲しい人には、タウリン系シャンプーがおすすめです。
毛先に付いた皮脂程度なら、しっかり洗い流せるので、ふんわりとした髪型に仕上がりやすくなります。

もちろん頭皮についた皮脂にもちょうどいいでしょう。
皮脂が多く出やすい人や、ガチガチに固まるハード系のスタイリング剤を使わない限り、タウリン系シャンプーとの相性がいいと思います。

代表的な成分

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タウリン系シャンプーといわれても、実際にシャンプーを選ぶ時には、成分名を知っておかないと探すことができません。

次の成分名が多く含まれているシャンプーがタウリン系シャンプーです。

  • ラウロイルメチルタウリンNa
  • ココイルメチルタウリンNa

ラウロイルとココイルの違いでしかありませんが、そこまで大差のあるものではありません。

ラウロイルとは、が多く含まれた洗浄成分のこと。
ココイルは、ココナッツオイルのようなオイル成分から作られた洗浄成分のことです。

ただし、ラウロイルのラウリン酸も、ココナッツオイルやヤシ油から作られています。
石鹸系の洗浄成分としてもよく使われることから、若干ラウロイルメチルタウリンNaのほうが、洗浄力が強くてサッパリした仕上がりになるでしょう。

それに対して、ココイルメチルタウリンNaはオイル成分から作られた特性から、しっとりめの傾向があると思っておくとわかりやすいとかと思います。

洗浄力の強さでピッタリな人がわかる

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タウリン系シャンプーを選ぶ時には、仕上がりで選ぶと大きな失敗はありません。

基本的の上記で紹介したタウリン系の洗浄成分がメインとで使われるため、程よい洗浄力でサラサラに仕上がります。

  • 髪をふんわりさせてボリュームを出したい人
  • 頭皮としては皮脂が少し多めの普通肌の人

このどちらかに当てはまるのなら、タウリン系シャンプーを試してみましょう。

ただし、ワックスなどのハード系のスタイリング剤を使うのなら話は別です。
タウリン系シャンプーは洗浄力が程よく強めですが、あくまでアミノ酸系洗浄成分の範囲内での程よい強さ。
しっかりスタイリング剤を洗い流せる程度の強さを持ち合わせていません。

毎日髪をしっかりセットするような人は、高級アルコール系シャンプーのような、洗浄力の強めのシャンプーでスタイリング剤を洗い流すようにしましょう。
または、タウリン系シャンプーで2シャンをするのもいいかもしれませんが、そのあたりは個人の判断にお任せします。

髪をセットする時に役立つメリットやデメリット

程よい洗浄力で、一般受けしやすいタウリン系シャンプーですが、そこまで期待しすぎるのもよくありません。
それはタウリン系シャンプーにもデメリットがあるからです。
一般受けしやすいシャンプーには、深い悩みを抱えた人には刺さりにくいという欠点があります。

メリット

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タウリン系シャンプーの大きなメリットは、程よい洗浄力があるのに、頭皮への刺激が最小限におさえられるところです。

洗浄力があると、どうしても頭皮が乾燥して炎症を起こしがちですが、タウリン系シャンプーはその心配はありません。

▼タウリン系
泡立ち・洗浄力ともに良好で、タンパク質への吸着・変性を起こしにくい界面活性剤。みずみずしくやわらかな仕上がりが得られる。低刺激性ではあるが、アミノ酸系に弱い体質の方には合わないこともある。

※引用:LebeL(ルベル)オフィシャルサイトより

上記の説明ではわかりにくいかもしれませんが、髪の毛や頭皮のたんぱく質に悪い影響を与えにくいといった意味です。
これを聞くと安心感がありますよね?

敏感肌の人でも使えるシャンプーが多いので、安心感が欲しい人もタウリン系シャンプーを試してみましょう。

デメリット

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ただし、タウリン系シャンプーにはデメリットがあります。
それは単品で使われることが少なく、すぐに見つけるのが難しいからです。

また、洗浄成分そのものには大きなデメリットがないため、際立った特徴がないところも目立ちにくい存在だという理由といえるでしょう。
タウリン系シャンプーを見つけたら、是非試してみてくださいね。

タウリン系シャンプーがおすすめの人の特徴

タウリン系シャンプーは、程よい洗浄力でバランス力の優れたシャンプーといえるでしょう。
かなり使いやすい一般受けしやすいシャンプーなので、多くの人にお勧めできます。
見つけた時は試してみてくださいね。

ただし、程よい洗浄力というのは、中には中途半端だったと感じる人がいるのも事実です。
特にワックスなどのスタイリング剤を多用するような人は、高級アルコール系シャンプーを併用してみましょう。