Androidは使いにくいという人がいますが、実際にiPhoneからAndroidから変えてみて、今は特に使いにくいと思いませんでした。
この経験から、おそらく昔の使いにくいAndroidのことを言っているのではないかと思っています。
少なくとも、AndroidはiPhoneより劣っているという情報は、現在だと古いです。
最新のAndroidは、OSという違いだけで、さほど違いがないですよ。
目次
Androidが使いにくいと感じる理由
iPhoneと今のAndroidは、大きく性能の差はないと冒頭でも紹介しましたが、それでも使いにくいと思う人がいるのは事実です。
それには理由があります。
- 使い方がわからない時に検索しても情報が少ない
- 機種ごとに設定の項目に違いがある
- 使えるアクセサリーがiPhoneより圧倒的に少ない
実際にAndroidを使ってみて、この3つは痛感しています。
この3つのデメリットに耐えられない人は、iPhoneを使い続けたほうが間違いありません。
自分はというと、そこまで不便に感じなかったので、このままAndroidを使い続けようと思いますがね。
ただし、アクセサリーが少ないのはつらいです。
かっこいいデザインのスマホケースとか使ってみたいと、Androidに変えてから強く思うようになりました。
日本で人気のスマホがiPhoneだという理由
Androidが使いにくいといっても、世界ではAndroidが主流です。
日本だけがiPhoneのシェアを上回っています。
これがなぜなのか疑問に思いませんか?
自分のスマホ歴は、最初はAndroidを使っていましたが、途中でiPhoneに乗り換えました。
そしてiPhoneXRを使った後に、再びAndroidに乗り換えた経緯があります。
つまりどちらもスマホも使っている立場から言っても、iPhoneがシェアを上回っているのに納得はできていますよ。
自分が思う日本でiPhoneが人気の理由はコレだと思いました。
機種変更がしやすい環境が整っている
まず日本には大手の携帯キャリアがiPhoneを扱っており、分割手数料を無料な上に、iPhoneそのものの価格が安く設定されています。
世界的に高いといわれているとしても、気軽に機種変更ができますね。
iPhoneを買い替えても操作性が変わらず安心感がある
さらに新しいiPhoneが出ても、特に操作性で困ったことはありません。 トラブルが起きた経験もあまりなくて、安心して使える点もiPhoneの魅力ですね。
カメラの画質が思ったよりきれいだった
今は本格的なカメラにハマっていますが、それ以前はiPhoneのカメラに満足していました。
簡単に写真が撮れて、綺麗な動画が撮れるのはうれしいですよね。
昔のAndroidだと、写真に興味がなかった自分としても画質に満足できませんでしたから。
世界中の人がAndroidを使う理由
しかし実際のところ、日本以外はAndroidが主流です。
iPhoneはスマホの中でもハイエンドスマホのひとつ。
どうしても世界的に見ても高いために、安いAndroidがメインとなるのは仕方がないことなのでしょう。
2019年現在、世界のスマートフォンOS市場は、AndroidとiOSとで約99%を占めており(バージョンの違いは考えないものとする)、Androidは74.1%、iOSは24.8%である。一方、日本では、Androidが33.3%、iOSが66.5%である。世界的に見ても、iOSのシェア率が高い国は少ない。
※引用:2019年度 上智大学経済学部経営学科 網倉ゼミナール 卒業論文より
このように、数字で見れば圧倒的にAndroidのシェア率は圧倒的ですね。
iPhoneが運営するのはAppleのみですが、Androidはたくさんの企業がスマホを出しており、種類も豊富。
当たり前の話ですが、iPhone以外という選択肢から選ぶと、シェアがAndroidばかりになるのは無理もありませんね。
実際のところ、自分がiPhoneからAndroidに変えたのは、価格がネックだったわけですから…。
使いにくいとされるAndroidを使って思ったメリット
世界のシェアのほとんどがAndroidだという理由は、価格だけが理由ではありません。
確かに価格が安いというのは魅力的ですが、自分が実際に使ってみて感じたメリットはコレです。
メリット《1》カスタマイズ性が高くて遊べる
iPhoneが人気なのは、デザイン性が高いところではないでしょうか?
持っているだけで高級感があり、おしゃれな雰囲気が感じられます。
ところが中を開けてみると、中身はみんな同じで個性を出すのには少し物足りません。
ホーム画面なんかはカスタマイズしにくく、結局デフォルトの状態を使い続けるしかない人がほとんどではないでしょうか?
確かにもともとのデザインがよく、デフォルトでも満足できた時期もありましたが、長い間い使い続けていると飽きてしまいました。
ところがAndroidだと、ホーム画面のカスタマイズはもちろん、ボタンのカスタムも簡単にできます。
外側のアクセサリーがないのは残念ですが、Androidは中身で勝負ですね。
メリット《2》Windowsと連携ができて便利
さらに、自分はライターという職業上、Windowsパソコンをメインで使っています。
iPhoneならMacとの連携がすごいと評判ですが、AndroidはWindowsとの連携がしやすいだと使ってみて思いました。
Androidは「Windowsにリンク」アプリをダウンロード。
Windowsには、「スマートフォン連携」というアプリをダウンロードしておくだけで、写真や通知などを受け取ることもできます。
特定機種になると、連絡先の同期はもちろん、クリップボードの転送までできるらしいです。
Appleの連携はすごいと聞いていただけに、Windowsもここまでできるようになったのか!とびっくりした記憶が今でもあります。
メリット《3》結局は価格
ここまでAndroidの良さについて紹介してきましたが、結局はAndroidを乗り換えたのは価格。
今でもiPhoneが値下げしない限りは、Androidを使い続けるでしょう。
それもこれも、Androidが圧倒的に価格が安いからです。
自分が使う機能としては、iPhoneはオーバースペックで価格が高すぎる…。
値上げを聞いた途端に、Androidユーザーになることを決めました。
ハイスペックを選ばないのなら、Androidスマホは余裕で100,000円を切ります。
自分が今使っているZenfone8なら、中古で70,000円より安く手に入れてしまいました。
今だとPixel8aが新品で72,600円(2024年5月現在)となっており、明らかにコスパがいいのがわかりますね。
Androidに変える前に感じたiPhoneのメリット
それでも、iPhoneの魅力は今でもわかります。
まずAndroidスマホにはないアクセサリーや周辺機器の種類の豊富さではないでしょうか?
スマホカバーなんて、おしゃれなものばかりで、気分で変えることが容易にできます。
ところがAndroidスマホだと、ほとんどの地味なものか、TPU素材のシンプルなものばかり。
マグセーフ用のアタッチメントを貼り付けて、スマホリングで誤魔化していますが、これがなくなると途端にダサくなります。
しかしiPhoneだと、ケースの時点でおしゃれなものばかり。
そもそもマグセーフもiPhoneのものですもんね。 これだからiPhoneはやめられない…。
すごいこの気持ちはわかります。
iPhoneからAndroid に乗り換えない人が多い理由
おしゃれな上に、大事に使い続ければ、高い価格で売ることもできるのがiPhoneの強みですね。
iPhoneが日本で人気があるというのが、これでも簡単にわかります。
例えば、メルカリでiPhone12を検索してみると、バッテリー最大容量が80%の状態であっても、40,000円で販売している人が多くいました。
現在のiPhoneの最新機種はiPhone15(2024年5月現在)ですよ。 この価格で売れるのなら、使い続けてもいいやって思うのも無理はありません。
【これを知らないと損をする!】Androidのデメリットをカバーする方法と初期設定
iPhoneの魅力は半端ないですが、それでもAndroidに乗り換えたのは、デメリットをカバーできると判断できたからです。
少なくとも、今のAndroidスマホは、極端にスペックがよくないものを選ばない限り、iPhoneと同じようなことができます。
自分は上記でも紹介したように、Zenfone8を選びましたが、バッテリー持ち以外は満足委していますよ。
それもこれもカバーできる設定があるからです。
使うならSamsungのスマホがおすすめ
Zenfone8を選んで満足していると紹介しましたが、ほとんどの人はSamsungを選んでおきましょう。
それはスマホのシェア率がSamsungは比較的高く、何かトラブルがあったとしても、情報が出てこないといった事態を避けられます。
日本では折りたたみ機などハイエンドのイメージが強いサムスンですが、海外では安価なモデルを多く展開。出荷台数シェアでは長年1位を維持してきました。
※引用:Yahoo!ニュースより
2023年についても、第1四半期から第3四半期(1月から9月)までは、例年通りサムスンが1位でした。
しかも、性能が高いスマホが多いところもSamsungのいいところ。 iPhoneよりもコスパがいいので、Androidスマホを始めて使うような人は、Samsungを選んでおきましょう。
今だと、折りたたみスマホはSamsungが強いですもんね。
先進的なスマホが欲しい人も、Samsungを選んで間違いありません。
Androidの使いにくさをカバーする設定
Androidが使いにくいといわれる理由は、おそらく設定に問題があると思っています。
そこで、使いにくいと感じる部分をカバーできる設定についてまとめてみました。
Androidスマホを手に入れて、すぐに設定してしまえば、意外にiPhoneと同じような使い方ができるようになりますよ。
その時にはるかなさんの動画を見れば、設定のやり方がすぐに理解できるようになりますよ。
テキスト入力や画面を元に戻す時の振動をオフにする
まず、以前自分が使っていたiPhoneと似たような使い心地にするために、バイブレーションの機能を変えました。
じつはAndroidスマホによっては、何か操作をするたびに、ブルっとバイブレーションが働きます。
これがイラっとするような人は、次の機能をオフにしてしまいましょう。
- キー操作時の触覚フィードバックをオフにする
- 操作時のハプティクスの触覚フィードバック
Androidの設定をする時に、検索バーから上記の単語を検索してみてください。
すぐに表示されるはずなので、オンとオフが簡単に切り替えられます。
スクリーンショットの音をオフにする
スマホを使っていると、結構な頻度でスクリーンショットを使うことになると思います。
Androidスマホの中にはスクショを使う時に、音やバイブレーションが鳴ってしまうものがあるので、初期の段階でオフにしておきましょう。
音量ボタンを押して、サイレントモードにするだけで、スクショの音を消せますよ。
ロック画面をスキップ
ロック画面を解除したら、すぐにホーム画面を出したい人もいるかもしれません。
そんな人はロックを解除したら、ロック画面をスキップできる設定をしておきましょう。
Androidスマホによっては表示の内容に違いがあるかもしれませんが、自分が使っているZenfone8には、「顔認証の項目」の後に表示される「通知を表示」を切り替えると、ロック後に画面をスキップできるようになりました。
ロック画面の時計のサイズを変更する
Androidスマホのデフォルト設定では、ロック画面の時計が大きすぎると感じませんでしたか?
これが嫌だと感じる人は、設定の検索バーに「時計」と検索してみてください。
画面ロックという項目の中にある「時計拡大」というところを切り替えると、ロック画面の時計が小さく表示されます。
今の時代はAndroidだから使いにくいということはない!
一昔前までは、iPhoneでないと使いにくいといった時代がありました。
スマホが出てきた当時は、自分もAndroidスマホを使っていて、不便を感じていたところに、iPhoneが出てきて乗り換えた記憶があります。
もちろんその時はヌルヌル動作して、iPhone最高!と思っていましたが、現在はAndroidを使って不満はバッテリー持ちだけで後は使っていて問題はありません。
使いにくいと思うのなら、設定を少し変えてみれば、それだけでストレスなくスマホが使えるようになります。
円安などの要因もあるかもしれませんが、ドンドンiPhoneが値上げしていっていますよね。
ドルベースの税抜き価格は、799ドル(約11万7000円)、899ドル(約13万2000円)、999ドル(約14万7000円)、1199ドル(約17万6000円)だった。 iPhone 15は発表以前から値上げのうわさがあった。
※引用:角川アスキー総合研究所より
ハイエンドのみが値上げされるとも言われていたため希望を持てていたが、日本では全モデルが値上げ対象となり、望みが断たれた格好だ。
このままiPhoneを使い続けていると、お財布にやさしくありません。
どうしてもiPhoneにしかできないことがあるのなら、そのまま使い続けるのも無理はありませんが、今のAndroidでも十分にiPhoneの代わりになるようになっています。
iPhoneの価格が高いと感じるのなら、圧倒的にAndroidのほうがコスパがいいですよ。