以前までミニマリストになると、なんとなく張り切っていましたが、今回で断念しました。
それはデスクトップパソコンが快適すぎて、ノートパソコンだけでは限界があると知ったからです。
特に僕のような、ちょっとした予算しか使えない人には、デスクトップパソコン買っておいたほうが、むしろ安上がりになりますよ。
ちなみに今回購入したデスクトップパソコンは、BTOパソコンといわれるジャンルです。
目次
BTOパソコンとは?

BTOとは「Build To Order」の頭文字をとった略称で、受注生産を意味します。
完成品の販売とは異なり、ご注文を受けてから製品を生産します。ご注文時にCPUやメモリ、ストレージなどのパーツや、延長保証などのサービスを自分好みにカスタマイズできるので、お客様のご要望に応じた特別な一台をお届けすることができます。
※引用:mouseコンピューターより
見た目はゴツくて、少し躊躇してしまう人もいるかもしれません。
しかし見える位置にパソコンを置いていなければ、そこまで気にならないと思います。
僕はキャスターが付いたパソコンスタンドを買いました。
デスクの下にパソコンを置いて、視界に入らないようにしているので、全く気になりませんよ。
デスクトップパソコンを使うメリット

デスクトップパソコンにして快適になったと紹介してきましたが、何がそんなにメリットがあるの?と思いますよね?
そのメリットは、大きく分けて2つあります。
メリット01:バッテリーを気にしなくていい
デスクトップパソコンは、誰でもわかるように、電源はコンセントから供給されます。
そのためバッテリーを気にせず、作業に集中できるようになりました。
ノートパソコンでも、ケーブルを挿したまま使えば問題ないでしょ?と思う人もいるかもしれません。
確かにそのとおりです。
しかし僕はある記事を見て、なんかケーブルを挿したまま作業するのは、ノートパソコンの寿命を縮ませるのでは?と気になっていました。
バッテリーの寿命を延ばすには、満充電や過放電、電源アダプターの挿しっぱなし、高温・多湿環境での利用を避ける。また、しばらく機器を利用しないときは、バッテリー残量を50%程度の状態に保つとよい。
※引用:日経デジタルライフより
知っている人は多いかもしれませんが、これが気になってしまって、作業に集中できなかった時期がありました。
前からデスクトップパソコン欲しいな…なんて思っているタイミングで、このBTOパソコンに出会ってしまったわけです。
メリット02:自分でカスタマイズしやすい
デスクトップパソコンの良いところは、パーツを自由に変えられる点です。
今使っているノートパソコンは、surface laptopなのですが、このパソコンは今流行っているスラっとしていて、おしゃれなスタイルをしています。
これが好みで買ったのですが、大きな欠点を見つけてしまいました。
ノートパソコンは、カスタマイズやメンテナンスが全くできないところです。
どこにも分解できる部分がないので、バッテリーの具合が悪くなってしまうと、本体ごと交代しないといけません。もちろんカスタマイズもできません。
これが最大の欠点を気付いた時は、使い始めて数年が経った後でした。
ちなみに僕が使っているsurface laptopは、Microsoftにバッテリー交換してもらいます。厳密にいうと交換という形になるので、修理と同じ手続きをしないといけません。
交換 ( 修理 ) 費用についてですね。
Surface Pro 5 の交換費用につきましては 54,157円(税込)となります。
※価格は変動する場合がございます。
ちなみにsurface proと laptopは同じ値段です。故障でもないのに、この値段は痛いと思ってしまいました…。
そもそもこのパソコン、文字入力がサクサクできる程度のスペックがあります。当時はライターとして駆け出しで、自分の趣味などに没頭する時間がありませんでした。
だから満足できていましたが、今では写真の趣味をやり始めたおかげで、スペック不足が気になっていたわけです。
しかしデスクトップパソコンなら、簡単にカバーを開閉できます。
こんな感じで簡単に開閉できて、パーツの入れ替えも容易です。
ここに魅力を感じて、デスクトップパソコンに興味をわくようになりました。
ちなみにデスクトップパソコン(BTPパソコン)に興味が出始めたのは、瀬戸弘司さんの影響がかなり大きいです。
この動画を見て、デスクトップパソコンはWindowsと決めました。
【蛇足】じつはM1 mac miniを買おうとしていた
僕はガジェットが好きで、YouTubeをたくさん見ています。
動画を見ていると、たくさんのガジェット系YouTuberが絶賛していた「M1 mac mini」が気になっていました。
そもそもmacは、パソコンのお仕事をしている人にとって、かなりの確率でほしいと思っている人多いと思います。(勝手な妄想ならすいません)
繋ぐだけでサクサク動画編集ができるほどハイスペックなのに、価格が10万円を切る安さ。
これが魅力でほしくてたまりませんでした。
しかしBTOパソコンを知れば、この「10万円を切る」という魅力は、そこまでのポイントではありません。
僕がMac miniよりBTOパソコンに魅力を感じた理由
次にデスクトップパソコンの中でも、BTOパソコンを選んだ理由についてもまとめておきます。
- M1シリーズは不安定
- Windowsのキー配列に慣れているから
- カスタマイズがやりやすくなっている
こんな感じで僕には、BTOパソコンと相性がいいと判断したわけです。
M1シリーズは不安定という情報がある
そもそもM1 Mac miniに魅力を感じたのは、価格の安い割に使いやすいというコスパの良さです。
しかしM1シリーズは、ここ最近出た(2021年4月現在)というだけあり、まだまだハードからソフト面まで不安定だという情報が出回っています。
これも決め手になった原因のひとつです。
今仕事のメインで使っているMicrosoftのWordも、Macだとそこまで融通が効かなくなるという情報も多く、そこまでしてMac miniにこだわる必要もないかな…なんて思うわけです。
Windowsのキー配列に慣れているから
さらにキーボードの配列も気になるところ。Macと Windowsは、キーボードの配列が大きく違います。
じつはiPadをノートパソコン代わりに使っていて、この記事もiPadで書いています。
このキーボードはApple純正ではありませんが、iOSの配列にも対応していて、Macの使い心地がすぐにわかりました。
結論から言ってしまうと、僕にはWindowsに慣れすぎていて、Macの配列には慣れるのに時間がかかりそう…と思ってしまいました。
このキーボードは、今の僕のメインで使っているWindows用のキーボードです。
もう5年ほど使っていてキーがテカテカですが、特に不満はありません。
横についているタッチパッドが、なんか使いやすくて、マウスも必要ないというのが最高のポイントです。
ちなみにMacとWindowsのキーボードの違いは、CtrlキーとCommandキーの位置。微妙に配置が違うので、よく使うキーだけに、使い心地がすごく違います。
だからWindowsであるBTOパソコンを選んだわけです。
カスタマイズがやりやすくなっている
Windowsパソコンなら、特に不満なく使えるのに、なぜBTOパソコンを選んだのか?それはカスタマイズのやりやすさです。
パソコン内にあるパーツの組み合わせによって、起動の早さなどに違いがあり、市販のデスクトップパソコンなら安心して使えるでしょう。
しかしその安心感を捨てて、なぜBTOパソコンを選んだのかというと、自分でカスタマイズができるからです。
今回特に気にしたのが、グラボと言われるビデオカードです。映像と深い関係があるパーツで、本来はゲーミング目的で使われます。
もちろん僕自身もゲームをするつもりで、今回BTOパソコンを買ったわけではありません。
動画編集をしたいと思ったから!これが大きな理由です。
surface laptopでは、内蔵されているグラボ(GPU性能)があまり良くなかったので、動画編集ソフトが勝手に落ちたりしていました。
グラボを変えたらいいか!と思っても、分解自体ができない仕様になっていて不可能です。しかしBTOパソコンだと、簡単にできてしまいます。
もともとカスタマイズ前提のパソコンだからこそ、パワー不足と感じれば、自分でメンテナンスできるわけですね。
また今回搭載されているグラボは、GTX1650というもの。今では(2021年4月現在)グラボ自体の価格が高騰していて、約35,000円です。
今回のBTOパソコンは80,000円ほどで、コスパ最高でした。
つまりBTOパソコンは、購入する時も安くてお得な場合が多いというわけです。
まとめ
今回は特にいい買い物ができたと思います。
おしゃれをとるより実用性を重視しましたが、BTOパソコンは自分でカスタマイズできるという点があるだけに、後でおしゃれなケースに変えるという方法もできるでしょう。
手間がかかるだけに愛着もわきやすいので、しばらく使い続けてみたいと思います。
ちなみに写真の編集も、今回からパソコンで行えるようになりました。サクッと作業ができるので、もっと早く変えとけばよかった…なんて思うほど快適です。