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美容師さんは独立すれば儲かる…とは言い切れない理由と努力の方法

この記事は約15分で読めます。

美容師さんの中には、独立すれば儲かると思っている人もいるでしょう。

ところがむしろ独立後に収入が減ったケースもあります。

そもそも独立とは、収入を増やす権利をもらっただけで、増える確証はありません。

しかし独立後に儲かるように努力する方法はあるので、美容室の運営に携わっている僕が紹介しますね。

美容師さんは最終的に、独立を目指すのが普通になっていますよね?

もともと美容師さんには悩みがたくさんあり、そのデメリットをなくすのに独立が丁度いいからです。

 

美容師さん
美容師さん

特に給料が安いのが気になるから、独立して収入を上げたいんだよね。

メガネさん
メガネさん

それって美容室の経営で儲けようと思っているからだよね?実際のところ、独立して設けている人はいるのかな?

 

「経営者=儲かっている」というイメージで、独立できれば安泰と思っている美容師さんも多いでしょう。

そこで本当に美容師が独立すれば、設けられるのか確認してみてください。

メガネさん
メガネさん

僕も実際美容室を経営している身なので、その経験も一緒に紹介するね。

 

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美容室の平均売上高と経費を見て独立後に儲かるか判断しよう

美容師さんが独立後に儲かるか判断するには、実際に経費と売上を確認するのが1番です。

 

国が美容室の平均売上や経費について、統計を出しているので、それを見て美容師時代より儲かるのか判断してみてください。

 

(平成17年度厚生労働省 生活衛生関係営業経営実態調査報告書)

売上高29,354,000円
固定費17,532,000円
経費9,681,000円
収益2,141,000円

※引用:第2回生活衛生関係営業活性化のための税制問題WGより

 

ちなみに上記の表にある数字は、全体の美容室の平均値なので、ザックリとした試算です。

それでも統計を見る限り、1年の売上としてはかなり高いのがわかりますね。

 

そこから経費を差し引くと、意外にも収益が少ないでしょう。

 

メガネさん
メガネさん

じつはやり方がうまくないと、美容師時代より収入が下がってしまう可能性もあるんだ。

美容師さん
美容師さん

美容師の夢である独立が、そこまで美味しくなくなったんだけど…。

 

ここで重要になってくるのが、固定費の存在ですよね?

収益をかなり圧迫させているので、固定費を抑えると、かなり差が出てきますよ。

 

美容室の固定費の内訳

  • 給料
  • 材料費
  • 水道光熱費

 

じつは美容室の支出で大半を占めているのが、給料になっています

 

固定費の内訳

支出金額
給料12,551,000円
材料費4,172,000円
水道光熱費1,109,000円

※引用:第2回生活衛生関係営業活性化のための税制問題WGより

 

つまり美容師さんが独立して、儲けようとした場合は、雇う美容師さんを見極めて厳選したほうがいいわけです。

 

美容師さん
美容師さん

せっかく美容師から経営者になったんだから、楽して儲けたいよ。

メガネさん
メガネさん

美容師さんを雇わなかったら、自分が結局すべて施術しないといけないからね。

 

最初からいきなり美容師さんを雇って、運営していくのは勇気が必要ですよね?

今独立した美容師さんの間では、個人経営でサロン開くのが主流です。

 

つまり美容師さんを雇わずに、自分で施術をしています

 

美容室の儲けを大きくするなら、人件費がポイントになる!

 

しかし流石に体力がなくなった時に、収入が減ってしまったら、せっかく独立しても意味がなくなってしまいますよね。

 

そこで多くの美容師さんは、独立するタイミングを見ているはずです。

どのくらいの年齢で独立しているのか見てみましょう。

 

美容室の経営者の平均年齢

流石に国のデータでも、美容師さんの独立した年齢についてはありませんでした。

 

そこで美容室を経営している人の、平均年齢についてのデータがあったので、それを参考に分析してみました。

 

「60~69 歳」の割合が最も高く 25.0%で、年齢が若くなるほど構成割合は低くなっている。また、「70 歳以上」が 10.8%を占めている。

経営者の年齢の割合
40歳から49歳22.0%
50歳から59歳23.0%
60歳から69歳25.0%

※引用:美容業の実態と経営改善の方策 | 厚生労働省より

 

上記の表は割合が多い順に並べてみました。

多くの美容室は40代以上の方が経営をしており、意外にも30歳未満で2.2%、30代の経営者は15.3%しかいません

 

そもそも美容師さんは基本的に10年業界を経験したら、1人前と言われていますよね?

つまりそこですぐに独立するわけでなく、しばらくしてから独立を考える人が多いようです。

 

メガネさん
メガネさん

たしかに僕の周りでも、経営者と言われている人は、40代以上の人がほとんどで、むしろ60代以上が1番多いかも。

美容師さん
美容師さん

田舎と都会というだけでも、違いが出てきそうだけどね。都会では若い個人美容室多いもんね。

 

勤務と経営者を比較

ここまで見てみたらわかるように、美容師さんは独立するのは、あまり焦らないほうがいいかもしれません。

それは収益を見ればわかるように、雇われて美容師をしたほうが、儲かる可能性が高いからです。

 

これも国のデータとなりますが、美容室で働く美容師さんの平均月収になります。

 

平均月給
100未満の小規模サロン232,200円
1,000未満の中規模サロン234,800円
1,000以上の大規模サロン238,900円

※引用:賃金構造基本統計調査職種 | 政府統計の総合窓口より

 

美容師さん
美容師さん

これでも少ないと感じるけど、独立したほうが損をするの?

メガネさん
メガネさん

支出をうまくコントロールできないのなら、美容師のままで働くほうが、楽して儲けられるわけだね。

 

もっとわかりやすくするために、次の表にまとめてみました。

 

独立した美容師さんと現役美容師さんの比較

美容師の平均月給235,300円
美容室オーナーの月収益178,416円

※2,141,000円÷12=178,416円

 

独立した美容師さんは収益が少ないため、給料は現役美容師さんのほうが高いですよね?

 

しかし経営者である独立美容師さんは、うまくヤリクリすれば、収益は簡単に上がります。

それでも試行錯誤する手間がかかるので、楽して儲けたいのなら、現役美容師さんのほうがおすすめですね。

 

美容師として独立すれば儲かるはずなのに収益が少ない理由

上記でも紹介したように、「独立=儲かる」という発想をしている美容師さんは、損をしてしまいますよ。

 

メガネさん
メガネさん

独立というのは、安定した収入を自分から切るって事だよ!

美容師さん
美容師さん

でも独立したらメリットはたくさんあるでしょ!夢がなくなっちゃう…。

 

そもそも独立して儲かるという考え方でいると、失敗してしまいます。

逆にいうと、楽して儲かるという発想をしなければ、独立後は成功しやすくなるでしょう。

 

それは独立した美容師さんは、自由に経営ができるという恩義が受けられるからです。

 

独立するメリットは、自由に美容室の経営ができるという点!

 

つまり自由に経営ができるのに、今までの働き方で独立している美容師さんが多いと思ってもいいでしょう。

そのため、上記で紹介した美容室の収益の平均が、少ないというわけです。

 

ちなみにホリエモンもこんな事を言っていたので、独立を目指す美容師さんは参考にしてみてください。

 

 

独立を失敗する美容師さんが多いのは、アイデアが凝り固まっているから、儲けられずに廃業してしまいます。

 

まとめると、収益が少なくなってしまう理由は、今までと同じ働き方で独立するからです。

差別化できない美容室は、技術力と運の勝負になってしまうので、少なくともこの記事を読んで基礎を意識してみてくださいね。

 

 

独立した美容師との違いを知って儲かるように努力するべし

では働き方を変えるには、どのようにすればいいのか気になりますよね?

 

メガネさん
メガネさん

むしろ僕からしても永遠のテーマのような気がするね。それを知るために、毎日勉強や仕事をしているんだよ。

美容師さん
美容師さん

それくらい独立して儲けるのが難しいってわけね。

 

経験上、これだけは少なくとも言えます。

 

独立した美容師さんが儲からなくなる考え方

  • 楽して儲けようとする姿勢
  • 思考停止する
  • 技術力があればいいと思い込む

 

当たり前の事を書いていますが、今でも僕もこうなってしまいます。

とにかく独立後に儲けるためには、動き続けるしかありません。

 

もっとわかりやすく説明するために、現役美容師さんと独立後の美容師さんの違いを見てみましょう。

これでどのように考え方を変化させるべきか、考えてみてください。

 

現役美容師さんは技術力を磨くだけでも儲かる

まず現役美容師さんは、技術力さえあれば、あとはお客様がついてきてくれます。

メガネさん
メガネさん

もともと美容室の看板を背負って、美容師として輝くのが現役美容師さんの仕事だね。

 

もっと簡単にいうと、雇われている美容師さんは、来たお客様をこなせていれば儲けられます。

つまり独立後の美容師さんとの大きな違いは、集客の力は必要ありません。

 

来たお客様を技術力できれいにすれば、儲けられるのが現役美容師さんの働き方!

 

もちろんそれを維持するのは、なかなかできるわけではありません。

楽して儲けると言うのは少し語弊がありますが、独立後の美容師さんとの違いを紹介するためにあえて使いました。

 

逆にいえば技術力に加えて、別のスキルがあれば、もっと儲けるチャンスはあります

それでも美容室の経営をしているわけでないので、交渉しないと上限が決められているのがデメリットです。

 

独立した美容師さんはマーケティング力が高い

独立した美容師さんは、技術力も必要ですが、儲けるためにはそれよりもマーケティング力が必要です。

 

美容師さん
美容師さん

マーケティングって難しそう…。

メガネさん
メガネさん

聞き慣れない名前だから難しそうだけど、簡単にいうと儲けるために分析する事だよ。

 

個人や組織の目的を満足させる交換を創造させるために、アイディア、商品およびサービスの企画、価格決定、プロモーションおよび流通を計画し、実行するプロセスである。

※引用:マーケティング概念の拡張に関する一考察より

 

じつは美容業界では、これができる人は少ないともいわれており、僕も今現在学ばせてもらっています。

 

マーケティングの定義はあやふやなので、流れを確認しておきましょう。

 

マーケティングの流れ

  1. 仮設を立てる
  2. 実際に動いてみる
  3. 分析・検証
  4. ①~③を繰り返す

※参照:事業開始前のマーケティング「マーケティングの基本」より

 

マーケティングの基本は、仮設を立てた後に、小さく動いてテストする事です。

これができない美容師さんが多いので、現役時代から自分をプランディングして試してみてください。

 

そして美容師を独立したら、自分の美容室をブランディングし、集客できる仕組みを作ると儲けやすくなりますよ。

 

美容師さんが独立しても儲かるようになるための準備

独立する美容師さんが儲かるようになる方法は、なんとなくイメージができたでしょうか?

意外にも独立したほうが、儲けるのが大変だと思ったはずです。

 

美容師さん
美容師さん

夢のある美容師が、ここまで難しいものとは思わなかったよ。

メガネさん
メガネさん

でもリスクが少ないなら、ストレスフリーでメリットも多いから、挑戦する価値はあるよ。

 

リスクが高いのが嫌な美容師さんは、現役時代から独立の準備をしましょう。

これだけでデメリットを抑えられるはずです。

 

インターネットの知識は付けておく

まずインターネットに慣れておくと、独立後に集客が困らなくなりますよ。

今ではたくさんの人がスマホを持つ習慣ができているので、美容室の認知度を高めるのに使えるでしょう。

 

メガネさん
メガネさん

つまり宣伝しやすくなるから、知っておいて損はないよ。

 

コストがかなり抑えられるから、リスクが最小限になるわけだね。

美容師さん
美容師さん

フリーペーパーとかあったけど、かなり高いと聞くから、コストが抑えられるのは助かるね。

 

美容業界で主流になっているのはインスタですが、その他に独立後に役立つ方法はあります

 

独立後に美容室の認知度を高める方法

  • SEO対策
  • リスティング広告
  • SNS集客
  • メルマガやLINE@ など

 

例を挙げればキリがありませんが、今僕はTwitterをしていて成果を出そうと努力しています。

ある程度ノウハウが溜まって来たので、この記事を参考にして、独立後に参考にしてみてくださいね。

 

 

現役美容師さんが今の時代に合った働き方を整備する

最初に独立後には人件費がかかると紹介しましたが、それくらい美容室の運営には、人がかなり大事になります。

美容師さんを大切にしている美容室ほど、成果が出ているわけですね。

 

そこで現役美容師さんが喜ぶ仕組みを作ると、技術力の高い人が集まってきます。

メガネさん
メガネさん

仕組みを作るのは大事だけど、国が作った制度を利用すると、作りやすいから覚えておくのも準備には必要だね。

 

女性美容師さんが働きやすい子育て制度を導入

美容師さんの多くは今でも女性です。

女性は子供が生まれたら、退職してしまう可能性が高いので、子育て制度を利用して仕組みを作っておきましょう。

 

美容師さん
美容師さん

子供ができると、仕事ができないと思っている美容師さんは今でも多いよね。

メガネさん
メガネさん

それは美容室の経営者が、仕組みを使っていないからだよ。

 

じつは国が子育て助成のために、制度をたくさん作っています。

これを利用すれば助成金などもあり、美容室を運営している人も負担が少なくできるはずです。

 

「育休復帰支援プラン(*)」を作成し、プランに基づいて労働者が育児休業を円滑に取得、職場復帰した場合に中小企業事業主に支給します。

※引用:両立支援等助成金のご案内より

 

子育てを迎える美容師さんのために作った記事ですが、ここで詳しく制度について紹介しているので、仕組みを考えたい独立美容師さんは参考にしてみてくださいね。

 

 

独立前の美容師さんにも最適!業務委託でも働ける仕組みを作る

これからは美容室に雇われて働く美容師さんばかりではなく、業務委託して働く美容師さんが増えてくる可能性があります。

それは不況で美容師という仕事だけでは、儲けにくくなっている人もいるからです。

 

そこでブロガー界では有名なイケハヤさんが、美容師を副業にするといった提案をしていました。

 

 

美容師さん
美容師さん

少し極端な言い方だけど、確かに美容師自体の給料は安いもんね。

メガネさん
メガネさん

ある程度技術力がついたら、いろんな働き方をする美容師さんも出てくるって思うのもアリだね。

 

そう考えると、予めそんな働き方ができる美容室を作るのも、独立後に考えておくと面白いですね。

 

様々な働き方ができるように、僕も美容師さんの働き方について記事にしているので、これも参考にしてみてください。

 

 

独立したい美容師さんはまず1人で運営できる小規模サロンから始めよう

ここまで長々と紹介して来ましたが、結論としては「独立=儲かる」というのは安易な発想ですね。

 

メガネさん
メガネさん

独立というのは、儲かる可能性が作られるだけで、儲かるのが確定されないわけだね。

美容師さん
美容師さん

思考停止している美容師さんは、むしろ独立より転職したほうがいいわね。

 

もちろん独立より転職を目指すのも、ひとつの方法です。

それもこの記事でまとめているので、失敗したくない美容師さんは参考にしてみてください。

 

 

独立を目指す美容師さんは、とりあえずリスクを抑えるために、1人だけの個人美容室を作って試すのもおすすめです。

この記事を読んでコスト抑えて最小限で試すと、リスクなく独立を楽しめますよ。

 

仕事 美容師
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この記事を書いたのは…

メガネさん

元美容師webライター

美容師⇒手荒れ⇒Webライターと、波乱万丈な人生を楽しみながらブログ発信をしています。

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メガネ通信 | 元美容師の雑記ブログ